image_76

海外の複数メディアによると現地時間8月22日からバイコヌール基地から国際宇宙ステーションに向けてソユーズMS-14が打ち上げられました。実はこの宇宙船にはロシアが初めて開発したヒューマノイドロボットが搭載されています。

今回ロシアが打ち上げたロボットは『スカイボットF-859』という両手両足のある二足歩行ロボットです。愛称はフョードル。フョードルは2014年以降にロシア非常事態省及びアンドロイドナヤ・テフニカにより開発が始まったもので、元々は宇宙で使用するロボットではなく当時欧米や日本で開発が加速していた災害や救助用の二足歩行ロボットに対抗するような形で開発されたものです。



なぜこのロボットが地球上ではなく宇宙で使用されることになったのか、その理由は定かではないものの2016年10月にフョードルが初めて公開された時にロスコスモスのドミトリー・ロゴジン長官が「宇宙飛行士になりうる」などというコメントをこの時点で出していました。

そして2017年4月には『宇宙飛行士』として生まれ変わったフョードルが何故か拳銃を両手に持ち発砲するという意味不明なテストも行われていました。



フョードルは2017年時点で「2021年までに新型有人宇宙船『フィディラーツィヤ』に適応させ、飛行試験を開始する計画がある」と報じられていたことがあります。今回は2年ほど早くソユーズ宇宙船で打ち上げが実施されることになったのですが、ソユーズ宇宙船の座席に収まるように若干小型化されたものが搭載されているとしています。(ビヨンド)

ロボットということで国際宇宙ステーションに恒久的に置かれるのかと思いきや実はそうではないらしく、任期は来月7日までとなんと2週間程度しかありません。なぜ2週間だけなのかは明らかになっていないのですが、明らかになっていないのはフョードルの任務の内容も同様であり、公開されている内容としては宇宙飛行士がロボットつまりフョードルの活動を評価するというものだとしています。

宇宙空間にヒューマノイドロボットが打ち上げられたのは実は今回が初めてで、ガガーリンと同じように『世界初』という肩書がほしかったために打ち上げが実施された可能性も高いと考えられます。宇宙飛行士養成センターのパーヴェル・ヴラソフ局長によると「将来的には船外活動に使用される可能性がある」としており、今後宇宙飛行士の船外活動の一部をロボットに置き換えるということも進んでいく可能性があります。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!