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台湾は先日、台湾からの要請があったアメリカ製の戦車『M1 エイブラムス』を108両に関して輸出が決定されたと報じられました。この戦車に関して、『M1A2T』と名付けられたものの極めて強い防御力を誇る劣化ウラン装甲は搭載されないとのことです。

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最近台湾からの要請によりアメリカ国務省は台湾に対してM1エイブラムス戦車 108両およびスティンガーミサイルなど22億ドル(約2400億円)を販売することを承認しました。その中でも目玉となるエイブラムス戦車はどのような仕様になるのでしょうか。

中国メディア『新浪网軍事版』によると、まず今回輸出が決定された戦車はサウジアラビア軍のM1A2Sと同等になるとし戦車はM1A2T エイブラムスと命名されたとしています。

▼M1A2Tと同等になると考えられるサウジアラビアのM1A2S
M1A2S

M1エイブラムスは誕生以来性能を向上させながら様々なタイプが存在します。例として初期型は『M1』、105mm砲から120mm砲に置き換えられた『M1A1』、複合装甲に劣化ウラン装甲材を導入した『M1A1HA』、電子機器類などの置き換えがされた劣化ウラン装甲搭載型の『M1A2』、最新型は『M1A2SEP』です。

記事によると台湾に導入されるM1A2Tは既存の車両を再生したものではなく新規生産されたものになるとし、アラバマ州とオハイオ州で製造を行いM88A2回収車はBAEシステムズがペンシルベニアで生産します。

現時点で具体的な構成は発表していないためトロフィーといったアクティブ防護システムなどの装備が搭載できるのかは不明としています。ただ、M1エイブラムスはエジプトやイラク、サウジアラビアにも輸出されており、ここから性能はうかがい知ることができるとのことです。

その一つとしてM1A2Tには劣化ウラン装甲は搭載されないとしており、保護能力はロシアのT-80UまたはT-90Sの主力戦車と同等程度ではないかとしています。劣化ウラン装甲については具体的な性能は不明なのですが、湾岸戦争で味方のM1エイブラムスが放った劣化ウラン弾(装弾筒付翼安定徹甲弾)を劣化ウラン装甲が防いだという話があり、ここから推定すると少なくとも劣化ウラン装甲を搭載したエイブラムス戦車は第二次世界大戦時に用いられていたような圧延均質装甲鋼板換算で600mm~700mm相当以上の防御力があると考えられます。(参考として第二次世界大戦のキングティーガーことティーガーII戦車の装甲厚は150mm)

動力についてはジェットエンジンの一種であるガスタービンエンジンが採用されているものの台湾はより信頼性が高く航空燃料を必要としないディーゼルエンジンの搭載を望んでいるとのことです。
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