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アメリカの民間宇宙開発企業スペースXが開発している新型ロケット『スターシップ』についてプロトタイプとなるスターホッパーの高度150mおよび垂直着陸試験に成功しました。

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スペースXのCEOイーロン・マスク氏のツイッターによると、アメリカ時間27日、これまで何回か実施されてきたスターホッパーを使用した本格的な試験が実施され、150m上空への飛行及び、推力偏向を使用した垂直着陸に成功しました。

スターホッパーは同社が運用を目指すファルコン9ロケットの後継機、『スターシップ』という超大型ロケットの飛行試験に用いるロケットです。主に再使用に向けた垂直着陸試験に位置づけられており目視可能な高度での飛行試験に用いるもので、再使用で打ち上げコストを大幅削減に成功したスペースXとしては必要不可欠な試験と試験機になります。



こちらが高度150mまで上昇したスターホッパーの試験映像になります。今回は垂直に上昇した後、推力偏向が行われ隣の施設に着陸してます。ファルコン9ロケットの再使用開発時にも同様の試験が行われていたのですが横移動試験は何回か試験された後に実施されており、ここからも大幅に試験が省略されていることが伺えます。これは再使用型ファルコン9ロケットのデータや技術が整っていることが理由と考えられます。

スターシップの運用に向けて

スペースXはこれ以外も試験機も製造中で、具体的には『オービタルプロトタイプシップ』というものがあります。こちらはより高高度・高速での試験に用いられるもので現在予定としてはプロトタイプの初飛行は2019年秋、地球軌道への打ち上げは2020年を予定しています。

スペースXが運用を目指すスターシップは地球低軌道に100トン(再使用打ち上げ)、また軌道上で補給するなどして月や火星に100トンの重量を送り込むことができる超大型ロケットになります。

▼スターシップ(CG) 上部構造が宇宙船で『スターシップ』、燃焼中の一段目が『スーパーヘビー』と呼ばれています。
スターシップ
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