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飛来する弾道ミサイルを無力化、つまり迎撃するには地上または水上から発射するミサイル以外方法は無いのですが、日本政府はイージス艦から発射可能な迎撃ミサイルとして最新型のSM-3 ブロック2Aの導入が承認されたと報じられています。

海外の複数メディアによると、現在アメリカと日本にのみ配備されているSM-3ことRIM-161 スタンダードミサイルに関して、最新鋭型となる『SM-3 ブロック2A』の日本への売却に関してアメリカ政府が承認したと報じています。

美批准向日出售73枚“标准3”新型反导拦截弹_军事_环球网

日本が導入するミサイルは最大73発とし、33億ドル相当(日本円で3500億円)となったとしています。SM-3 ブロック2Aについては1発あたりのコストは低コストのロケット並の価格となっており1基あたり2000万ドル~2400万ドル(21億円~25億円)となっています。



SM-3ことスタンダードミサイルについては迎撃ミサイルとして多々登場することもあり、認知度も高い兵器の一つなのですが、この兵器は初期型となるSM-3 ブロック 1以降『SM-3 ブロック 1A』『SM-3 ブロック 1B』そして、最新型となる『SM-3 ブロック 2A』と進化してきました。ブロック 2A以降この兵器の開発のサポートに日本が参加しています。

SM-3 ブロック 2A

具体的にSM-3 ブロック 2Aの性能を見ていくとあくまでカタログスペックとして、横方向の射程は約2000km、迎撃可能な高度は最大約1000km(国際宇宙ステーションの高度は約400km)とされ、従来型の1Aや1Bの2倍に達してます。

▼あたご型護衛艦
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SM-3 ブロック 2Aについてはイージス艦以外も地上設置型のイージス・アショアでも運用可能なもので、日本に配備されているイージス艦で運用する場合は改修が必要となります。現在あたご型イージス艦が弾道弾迎撃ミサイル発射能力を付与する改修が行われておりSM-3 ブロック 2Aの導入に合わせて完了する見込みです。
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