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韓国メディアによると黄海にある北朝鮮との境界NLLの韓国側にあるとされる島『咸朴島(ハムバクド)』に関して、北朝鮮に奪われ軍事拠点化されていたことが明らかになったと報じられています。

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韓国メディア『Insight』によると、先月30日に放送された調査報道セブンという韓国の番組で韓国の領土に北朝鮮軍が駐留しているという話の真偽を把握するために取材した内容を放送しました。その結果、実際に撮影したところ北朝鮮の国旗と軍事施設と考えられる構造物が確認され、現在も工事が進められていると伝えたと報じました。

“서해 ‘함박도’서 북한 군사시설이 포착됐다”



この島は韓国最北端、北方限界線(NLL)という韓国と北朝鮮の海上に定められた境界線のことでこの境界線については韓国側の境界線と北朝鮮側の境界線が異なっています。

咸朴島
こちらがNLL、韓国では西海北方限界線(서해 북방한계선)と呼ばれているエリアです。まずAの青ラインについては韓国側が主張するエリアでこれは1953年7月の休戦協定署名後の8月に連合軍側が宣言した南北の事実上の境界線になります。一方Bの赤ラインは1999年9月に北朝鮮が宣言した南北の境界線です。しかし、その後2000年に入ってから米軍の艦艇や民間船が通航できる水域として1.2.3の水路が設けられました。これは北朝鮮が設けたものになります。

このように複雑な境界線になっているのですが、この境界についてはWikipediaでは紹介されている画像によっては境界位置が異なっており正しいものでないと考えられます。そのうえで、咸朴島は青と赤のちょうど境界線付近にある島になります。(他の資料では少なくともNLLの韓国側に入っているものもある)

記事によると咸朴島は韓国では仁川広域市江華郡にある番地も設けられている無人島です。今回行われた現地調査で撮影された写真や映像を専門家に見てもらったところ、放射砲(ロケット砲)や海岸砲と推定される軍事兵器が確認されたとし、仮に間違いなく軍事兵器だった場合、韓国を代表する仁川空港は当然として首都圏まで射程内に収めることができるとしています。なぜこの事態を韓国は把握していなかったのか。

韓国当局の説明によるとこの島については1953年に定められたNLL座標からは実際は北朝鮮側のエリアに位置しており、なぜか韓国側ではこの島が韓国側の島として取り扱われているとのことで議論となっていたと言います。また韓国国防部も行政が登録していることに修正のため協議にはいっているとのことです。

この島がどちらの国の島であるにせよ軍事拠点化したのは衛星写真からはここ数年以内の出来事であり(2年以内とされる)、ムン・ジェイン政権下では南北関係が融和が進む一方で軍事拠点化を今も進めていることについてどのように説明するのか、またも政権批判のネタとなる問題が一つ増えたことになります。
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