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「水金地火木土天冥海」と一昔前のまでは冥王星も『惑星』と位置づけられていました。しかし現在は冥王星は準惑星となり惑星のカテゴリーからは外されています。これに関してNASAの長官は「冥王星は惑星だ」と発言しました。今回はアメリカと冥王星について簡単に紹介していきます。

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かつて太陽系9番目の惑星とされていた冥王星について、米航空宇宙局(NASA)のジム・ブライデンスタイン長官がコロラド州で開かれたイベントの会場で、「私の見解では、冥王星は惑星だ」と発言した。 ブライデンスタイン長官が「私のこの主張は変わらない。私はそう習ったし、固く信じている」と語る動画は、ツイッターにも投稿されている。

CNN
冥王星が惑星のカテゴリーから外された理由についてはあまり知られていないのですが、単純に観測技術の向上により実は冥王星以外にも冥王星に匹敵する大きさのある天体が複数見つかったことにあります。その一つである準惑星エリスは未知の惑星探査を行ってきたアメリカ人のマイケル・ブラウン教授により発見され、結局のこの発見が原点となり後に冥王星が準惑星のカテゴリーに分類される結果になりました。

具体的に現在の準惑星の定義はどのようになっているのでしょうか。国際天文学連合(IAU)が2006年8月24日に採択した第26回総会決議で定められたものを簡単に紹介するとこのようになります。
  • 太陽を公転していること
  • 自らの重力で円形を保っていること
  • 公転する軌道の近くに他の天体が存在している
  • 衛星ではないこと
つまりこれ以外のいびつな形の天体は小惑星、サイズが極端に大きい天体であっても惑星を公転していた場合は衛星となります。

その結果、冥王星については『公転する軌道の近くに他の天体が存在している』という基準に当てはまったため惑星にはならず「冥王星は準惑星の典型例である」と表現し準惑星のカテゴリーとなりました。

アメリカ人と冥王星

ではなぜアメリカ人は未だに冥王星が惑星だと主張しているのでしょうか。いくつか理由はあるものの、最大の理由としては冥王星を発見したのはアメリカ人天文学者クライド・トンボー氏だったことにあると考えられます。

これ以降、冥王星を惑星に復活させるような意見がアメリカで多々上がっており、例えば冥王星探査機ニュー・ホライズンズ主任研究官アラン・スターン氏は2006年に再定義された惑星は「矛盾を抱えている」などと主張し冥王星は惑星だと主張。スターン氏率いる研究チームは独自の惑星定義を発表していたことがあります。
ちなみにスターン氏は『公転する軌道の近くに他の天体が存在している』ということに矛盾があると主張しており、地球にも地球近傍小惑星というものが複数確認されていることからそれならば地球も準惑星になるはずだとしています。
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