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ここ最近、韓国で話題になっているのは北朝鮮との海上の境界がある最北西部に位置する『咸朴島(ハムバクド)』が北朝鮮に奪われ軍事拠点化しているという事案について、韓国側つまり仁川市江華郡に登録されたのは今から約40年前だったことがわかったと報じられています。

他国と国境を接する国、そうではなくても今回のように島などがあった場合どちらの国に属するのかというのは両国の問題になることが多々あります。今回はその一つ北朝鮮との境界NLLの韓国側にあるとされる島『咸朴島(ハムバクド)』です。

'북한 땅' 서해 함박도…행정구역상 1978년 강화군에 등록 | 연합뉴스

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こちらが韓国西岸、北朝鮮との軍事境界線上の洋上に設けられた西海北方限界線(서해 북방한계선)と呼ばれているエリアです。

Aの青ラインについては韓国側が主張するエリアでこれは1953年7月の休戦協定署名後の8月に連合軍側が宣言した南北の事実上の境界線になります。Bの赤ラインは1999年9月に北朝鮮が宣言した南北の境界線です。しかし、その後2000年に入ってから米軍の艦艇や民間船が通航できる水域として1.2.3の水路が設けられました。これは北朝鮮が設けたものになります。


では咸朴島(ハムバクド)はどちらの国に属するのか。韓国国防部によるとこの島については1953年に定められたNLL座標から北朝鮮側に属する位置にあると今年7月に公式の説明を行っています。しかし、今回明らかになったこととして1978年に仁川市江華郡に登録され韓国側が北朝鮮ではなく自国の領土として登録していたことが明らかになりました。従ってこの島は無人島ですが住所が存在します。また韓国メディアによると『江華郡の上位機関だった京畿道は、政府の指示に従って江華郡に登録するよう伝えた』としており、韓国政府が自国の領土として咸朴島を取り込んだという趣旨が記載されています。

結果的に今年の6月、韓国メディアが「仁川市江華郡に所属する島が北朝鮮に奪われ軍事施設を設置した」などと半ば事実に反する報道が行われたことになります。

韓国国防部は島は北朝鮮側としているものの一方で国土交通省や海洋水産部は未だに韓国の島と規定しており、記者からもこの矛盾を指摘されているものの明確な回答はなかったとしています。また韓国で使用されているグーグルマップやカカオマップなどの地図でもNLLの南側、つまり韓国側に位置していると表示されているとのこと。ただ、韓国国防部は停戦協定締結時の書籍を調べた結果として北朝鮮側に位置していることを確認しているとのことです。

ちなみに1978年の韓国の大統領は暗殺された朴正煕(パクチョウヒ)氏で、次女は後に第18代大統領となる朴槿恵氏がいます。

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