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ロシア製のロケットエンジンといえば高出力のエンジンが有名でその一部はアメリカから打ち上げるロケットにも採用されているレベルなのですが、ロシアではソユーズ5という新型ロケットに搭載される世界最大出力となるRD-171MVの製造が開始されたと報じられています。

ロシアでは現在有人打ち上げも可能となる新型ロケット『ソユーズ5』の開発が進められています。このソユーズ5は第一段目に液体酸素とケロシンを燃焼させるRD-171MVを1基搭載しているのですが、このエンジンは1基あたりの推力は800トンに達するとしており、これまで開発された液体燃料エンジンの中では世界最大出力となっているとしています。

推力超800吨!俄开始制造最大推力火箭发动机_军事_环球网



大出力のエンジンといえば人類を月に送ったサターン5に搭載されていたF-1エンジンが有名ですが、F-1エンジンは推力が679トンです。これはスペースシャトルに搭載されたSSMEの3基よりも大きいもので馬力換算では1億6,000万馬力という性能がありました。

中国メディアによると、ロシア・トゥデイが2日に報じた内容として製造を開始したRD-171MVは重量は1基あたり10.3トンありF-1エンジンよりも小型にもかかわらず推力は800トン以上。また10~15回ほど再利用できるよう設計されているといいます。
エンジンの燃焼室内で発生するエネルギーは大規模な推力発電所に匹敵する2700万キロワット相当で燃料を送り出すターボポンプ出力は原子力発電所2基分ほどの18万キロワットに相当するとしています。

▼ソユーズ5
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なにもかもが桁違いの性能となっているRD-171MVは最高性能を誇るRD-170の派生型でRD-171の発展型になります。見た目は4つのエンジンが搭載されているように見えるもののマルチノズル、マルチ燃焼室式のロケットエンジンでこれ全体が1基のエンジンになっています。



RD-171MVを搭載したソユーズ5ロケットは初飛行を2021年、人工衛星などを搭載した本打ち上げは2022年を予定しています。

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