ネッシー

UMAを代表する未確認動物としてあまりに有名なネッシー。特に昭和生まれの方であれば知らない人はいないという動物になるのですが、ニュージーランドのオタゴ大学が行った環境DNAを用いた大規模な調査で存在は否定されたと報じられています。

イギリス、スコットランド。過去、ネス湖に首長竜と思われる動物の写真が撮影され(後にネッシーとなる動物が今も存在するなどとテレビ番組などでも多く取り上げられました。ネッシーはその後、模型とおもちゃの潜水艦で作った偽物であることが撮影者の関係者の証言で明らかになっています。

しかし、未だにネッシーが存在すると信じる人たちがいるのですが、存在する・存在しないの論争にニュージーランド・オタゴ大学のニール・ゲメル教授らの研究チームは最新の調査方法である『環境DNA』を用いて極めて高い精度による広範囲の調査を実施しました。

ネッシー、存在せず=正体は巨大うなぎか-科学者チーム

環境DNAとは僅かな水から半径250m程度に生息する生き物を探り当てることができるもので、複数の地点で水を採取することでこれまで確認された塩基配列2億(塩基対は260兆)を超えるデータベースから水域動物の個体数や種類などを一度に調べ上げることができます。

この調査方法でネス湖では2018年4月にサンプルを採取しました。当初2019年1月にも結果が発表されるはずだったものの何らかの理由でようやく発表されました。

その結果として、少なくとも現時点で未知の生物の存在を示す科学的な証拠は見つからなかったとしてます。ネス湖のネッシーについては巨大生物であり、環境DNAを用いれば未知のDNAが検出される可能性は極めて高いと考えられるのですが見つからなかったとしています。

一方で「大量のうなぎのDNAが発見された」としており、「うなぎが通常の個体こよりも極端に大きく成長する可能性もある」と説明しており、ネス湖でこれまで撮影された波紋などについてはどうやら大きく成長したうなぎの可能性が示唆されました。また今回採取されたサンプルについては残り2割ほどが未調査だとしています。

ちなみになぜ今回いないとわかっているネッシーの調査を実施したのかについては「環境DNAのすばらしい可能性を宣伝するのにうってつけのやり方であることに気づきました」とNATIONAL GEOGRAPHICに答えており、単純に環境DNAという調査方法を多くの人に知ってもらいたいがための研究であることが明らかになっています。

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