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中国で高熱を訴え病院に訪れたとある男性。レントゲンなどで診察した結果、なんと肝吸虫という大量の寄生虫に侵されていたことが分かったと報じられています。実はこの男性、長期間生の川魚を口にしていたといいます。

台湾メディア『ETtoday新聞雲』によると先月8日、中国福建省福州市に暮らす林(リン)さんがある日突然39度の高熱を出し咳や痰がでるなどの症状がでるなどしたものの、10日間薬を飲んでも治らなかったため病院を受診したといいます。ただの風邪かと思いきやなんと肝吸虫という寄生虫に肝臓を侵されていたことが分かったとしています。

咳嗽高燒10天…他一照X光肝臟慘被「活蟲狂吃」 竟是「3年飲食習慣」惹禍 | ETtoday大陸 | ETtoday新聞雲

記事によると林さんはここ数年、少なくとも3年間ほど淡水に生息する魚やエビなどを食べ続けていたといい、林さんによると寄生虫については知っていたものの「ワサビと一緒に食べれば寄生虫は死ぬと思った」と話していたとのこと。

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肝吸虫は第一中間宿主としてタニシ、第二中間宿主としてフナやコイ、ムツゴに感染し、最終的に私達人げや犬、ネコ、豚といった哺乳類に感染します。肝吸虫に感染した場合、その数が少量であれば自覚症状はないものの、哺乳類の胆管内で肝吸虫は1日あたり数千もの卵を生み十二指腸に流出。そして最終的に糞便となり体外に排出され、これが再び第一中間宿主としてタニシに入ります。

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肝吸虫に感染した場合、肝臓で慢性肝炎を引き起こし肝細胞の萎縮や壊死と進み肝硬変から肝臓ガンに進むことが知られています。この間、食欲不振や下痢などの症状が現れ黄疸や貧血などの症状も出始めます。

治療については現在画期的な薬としてプラジカンテルというものがあり1日の投与のみで根治が可能になったとされています。

いずれにしても肝吸虫の感染を防ぐ方法は日本でも売られていることがあるフナやコイなどのコイ科の淡水魚(一部ワカサギ)の生魚を口にしないこととしており、仮にこのような淡水魚を口にしたことがあり上腹部の違和感や疲労、発熱が長期に続く場合は医師の診察を受けたほうが良いとしています。ちなみに肝吸虫の成虫の寿命は20年以上とのことです。

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