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主に糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して広まるA型肝炎。この肝炎患者が韓国では2011年に統計が開始されて以降最高を記録していることについて、先日原因は貝の塩辛にあったと断定し保険当局は安全が確認されるまで食べないよう勧告していると報じられています。

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韓国メディアSBSによると、疾病管理本部はA型肝炎患者の疫学調査結果を発表しA型肝炎患者が去年に比べ8倍に増えた主な原因は『汚染された貝の塩辛』だったと発表しました。

조개젓, A형 간염 급증 주범이었다…"먹지 말라" 권고 | SBS 뉴스

記事によると、先月まで確認されたA型肝炎の集団発生26件を調査した結果、8割を超える21件で貝の塩辛を口にしていたことが確認されたとしています。また回収することができた貝の塩辛を調査したところ18製品のうち11製品からA型肝炎ウイルスが検出されたとしています。



このウイルスの遺伝子を調べた結果、感染した患者から見つかったA型肝炎ウイルスと同じ遺伝子が確認されており原因は貝の塩辛でほぼ間違いないと判断されました。保険当局は、今月中に流通している貝の塩辛製品の全数調査を実施し、国民には安全性が確認されるまで貝の塩辛を食べないように勧告したとのことです。

韓国で発生している今回のA型肝炎について発症までの平均潜伏期間は4週間だったとしています。糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して水や氷、野菜や果物、魚介類を経て口に入ることで感染が広まることが知られており、韓国では8月26日までに申告された患者1万2835人の二次感染者を分析した結果、334世帯から少なくとも2人以上の感染が確認されたとして家族間の二次感染率は2.65%でした。

貝の塩辛の産地は?

問題はこの貝の塩辛がいったいどこで生産されたものなのかという点です。最悪の場合日本国内にも入っている可能性があるですが、韓国メディアによると回収した18製品のうちA型肝炎が確認された11の製品については10製品が中国製、1製品が韓国製だったとしています。

SBSによると、汚染された貝の塩辛の輸入量と生産量は3万7094kgで既に3万1764kgが市場に出回っており5330トンが回収され廃棄されたとしています。

韓国政府によると貝の塩辛汚染の原因に生活排水の流入による海洋汚染を指摘しており、以前から貝の塩辛が原因とされていたものの忠清圏で始まったとされる集団感染は現在特定の地域で生産された貝の塩辛が原因ではないと判断しているといいます。



記事によると、韓国政府は「貝は海水を多く吸い込み、その貝は生活排水が流れ込む近海で育っており一時的に汚染されたもとの見られる」とし、「世界の研究でも海洋汚染がA型肝炎蔓延の大きな原因とて世界保健機関も生の貝摂取はA型肝炎発症の危険性がある」と説明しています。

今回の貝の塩辛摂取によるA型肝炎の発生は「忠清圏を中心に飲食店で始まった後、全国的に拡散する傾向を見せた」「忠清地域と釜山、ソウルなどで発生したA型肝炎ウイルスの種類がすべて一致しており特定の地域で汚染された貝の塩辛が由来ではなく、輸入品が原因とみられる」とのことです。

一方、中国ではこのようなA型肝炎の集団感染は知る限る報じられていないのですが、産地で患者がゼロであるというのは考えられず中国でも相当数の感染者が出ているものと考えられます。
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