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2006年に運用が始まった釜山新港。韓国の輸出入の関門として建設され隣接する形で釜山新港背後物流団地が建設されたのですが、この団地では沈下が発生しており、酷いところでは150cmも沈下していると報じられています。

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韓国メディア連合ニュースによると、釜山大学土木工学科の教授らが行った調査によると釜山新港背後物流団地で設計容量を遥かに超える沈下が発生していることが明らかになり、最大で150cm、団地内の道路では最大で146cmの沈下が発生していたことが分かったと報じています。

가라앉는 부산신항 배후단지…최대 1.5m↓, 허용치 10배 넘어 | 연합뉴스

釜山新港背後物流団地における設計上の許容沈降量は10cm(公園や緑地は30cm)としており、既に10倍以上も超過しているとしています。

▼釜山新港背後物流団地
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釜山新港背後物流団地は釜山新港オープン以降、海洋水産部などが2009年から2014年にかけて建設した248万6000m2のエリアで、2013年上半期から建物が建設され始めたとしています。しかし、企業によると建物竣工直後から沈下現象が現れ何度も補修工事を行ったものの沈下は止まらず営業に支障をきたしているどころか建物の安全性が脅かされていると発表しているとのこと。

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記事によると釜山新港背後物流団地にある37の企業のうち27社は40cm以上の沈下、4社は1m以上の沈下が発生していると報告しており、釜山大学の研究によると沈下の原因については入居企業の設計荷重を超えた重量物積載などが複合的に作用したものだと推定しているとのことです。釜山新港背後物流団地にける設計荷重は1m2あたり1.5トンとしており、入居企業のほとんどがこれを超過する重量物を置いたことで沈下が加速したのではないかとしています。

今後については規定の範囲内の重量であれば今後30年間で最大で54cmほど沈下する可能性があるとし、企業が最大荷重を超え続けた場合は更に140cm沈下する可能性があると指摘しています。

▼沈下した物流倉庫。建物内で沈下が発生している
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今回企業側にも責任があると指摘されていることについて入居企業によると「短期間に許容量を遥かに超える激しい沈下が発生していること、建物の敷地と建物がない道路とは差が無いことは埋め立ての過程で問題があったことを意味している」などと反論しており、責任は港湾工事側にあると主張しているとのことです。
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