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魚から小鳥などペットにも様々な種類がありますが、その代表格は犬です。犬を飼う上で散歩は必要不可欠なのですが、オーストラリアの一部地域では今後散歩怠った場合最大29万円の罰金となる法律が定められたと報じられています。

CNNなど海外メディアによると、オーストラリアの首都キャンベラとその周辺地域からなるオーストラリア首都特別地域における新たな法律としてペットに関する措置として先月26日に新たな法律が始まったと報じています。

CNN.co.jp : ペット犬の1日1回の散歩義務付け、違反は罰金 豪州

具体的な法律の内容までは記載されていないものの、この法律は犬に関して人間と同様の生き物として扱うというものになっているとしている特徴があります。
例えば飲み水や食べ物を与えない場合などペットを飼う上で要件を満たさないと判断された場合は飼い主に対してその場で罰金を科すというものになっているそうです。また犬を24時間閉じ込めた場合は2時間は自由にさせなければならない、また飼い主が1日1回以上散歩をさせなかった場合は最高で4000オーストラリアドル、日本円で約29万円の罰金となっているとのこと。

ペットを飼うことについてはその生命を取り扱うということになり、当然それに関わる全てのことはその飼主及び家族が責任をとる必要があります。一方で、飼ったペットを捨てるなどの行為は日本でも確認されており、最近のペットブームもあるのか無責任な飼い主も一定数存在し続けていることは間違いありません。
今回の法律は職員が個々の家庭に出向き飼育状況を確認したり、犬にGPSを付けて散歩しているかどうか当局が判断するというものではないと考えられるのですが、このような法律をわざわざ設ける必要があるということ自体が飼い主のモラル不足が多発していると捉えられる可能性があります。