先日午前、北朝鮮の日本海側に面する海上から打ち上げられたとされた弾道ミサイルに関して、北朝鮮メディアは「新型の潜水艦発射弾道ミサイル「北極星-3」型の打ち上げに成功した」と発表しました。
朝鮮中央通信、今月13日に朝鮮民主主義人民共和国国防科学院により2日午前、日本海に面する元山湾水域で新型の潜水艦弾道弾「北極星3」型の試射を成功裏に行ったとほうじました。
記事によると今回発射した弾道ミサイルは新しく設計されたものだとし、弾道弾の核心戦術技術的指標が科学技術的に実証されたとし、個々最近この手の弾道ミサイルの発射には必ず立ち会っていた金正恩委員長はいなかったという表現が記載されており、党および国防科学研究部門の幹部は試射結果を党中央委員会に報告したとしています。
その上で、試射に立ち会った国防科学研究らに対して党を代表して金正恩委員長が祝賀を送ったなどとしています。
今回の試射に関して記事では合わせていくつかの写真が公開されました。
こちらが公開された北極星3号です。北極星3号が公になったのは今回がはじめてになります。北極星シリーズは2015年に初めて公開された北極星1号、それを陸上発射型に改良した北極星2号があり形状は同じものが使用されていました。
▼北極星1号
しかし今回の北極星3号については特に先端部分が大きく形状が異なっていることが確認できます。このような形状の弾頭の弾道ミサイルは一般的に考えられるのは複数個別誘導再突入体付き潜水艦発射弾道ミサイルというもので要は1つのミサイルに複数の核弾頭を搭載したタイプです。
▼アメリカ海軍のトライデントII
実際にアメリカやフランスなどが現在運用している潜水艦発射弾道ミサイルは北極星3号と同じ様に先端が丸い形状をしており複数の核弾頭が搭載されています。このことからも複数の弾頭を搭載可能なものであることはほぼ間違いないと考えられます。
いずれにしても北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイルの試験を実施したことは間違いなく、それを運用する潜水艦も開発していることから、北朝鮮がこの2つの兵器を近く実戦投入するのではないかと考えられます。
また北朝鮮メディアでは潜水艦発射弾道ミサイルの試験は「新型の潜水艦から発射した」などの表現は記載していないことから水中発射台から射出試験を実施したものと考えられます。
記事によると今回発射した弾道ミサイルは新しく設計されたものだとし、弾道弾の核心戦術技術的指標が科学技術的に実証されたとし、個々最近この手の弾道ミサイルの発射には必ず立ち会っていた金正恩委員長はいなかったという表現が記載されており、党および国防科学研究部門の幹部は試射結果を党中央委員会に報告したとしています。
その上で、試射に立ち会った国防科学研究らに対して党を代表して金正恩委員長が祝賀を送ったなどとしています。
今回の試射に関して記事では合わせていくつかの写真が公開されました。
こちらが公開された北極星3号です。北極星3号が公になったのは今回がはじめてになります。北極星シリーズは2015年に初めて公開された北極星1号、それを陸上発射型に改良した北極星2号があり形状は同じものが使用されていました。
▼北極星1号
しかし今回の北極星3号については特に先端部分が大きく形状が異なっていることが確認できます。このような形状の弾頭の弾道ミサイルは一般的に考えられるのは複数個別誘導再突入体付き潜水艦発射弾道ミサイルというもので要は1つのミサイルに複数の核弾頭を搭載したタイプです。
▼アメリカ海軍のトライデントII
実際にアメリカやフランスなどが現在運用している潜水艦発射弾道ミサイルは北極星3号と同じ様に先端が丸い形状をしており複数の核弾頭が搭載されています。このことからも複数の弾頭を搭載可能なものであることはほぼ間違いないと考えられます。
いずれにしても北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイルの試験を実施したことは間違いなく、それを運用する潜水艦も開発していることから、北朝鮮がこの2つの兵器を近く実戦投入するのではないかと考えられます。
また北朝鮮メディアでは潜水艦発射弾道ミサイルの試験は「新型の潜水艦から発射した」などの表現は記載していないことから水中発射台から射出試験を実施したものと考えられます。