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今月10日、韓国では『海軍の日』を迎えたのですが、この日実施された国会国防委国政監査の業務報告で原子力潜水艦確保構想を明らかにしたと報じられています。

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韓国メディア『聯合ニュース』によると、忠南鶏龍市にある陸海空軍の統合基地で実施された国会国防委国政監査の業務報告で、韓国海軍は海軍力強化措置の一環として『長期的な観点』から原子力潜水艦潜水艦の確保を目指すという構想を明らかにしたと報じています。

해군 "원자력잠수함 확보 노력…北SLBM 추적·격멸에 유용"(종합2보) | 연합뉴스

記事によると、原子力潜水艦の確保は「国政政策に基づき決定される事案で今後国防部と合同参謀本部で共同推進していく」と説明しました。

海軍参謀総長の主張として関連質疑に関する回答として「原子力潜水艦は長期間水中作戦が可能なものとなっており、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルを搭載可能な潜水艦を継続的に追跡・撃滅するにも最も有効である」と述べました。また「原子力潜水艦は北朝鮮及びその周辺諸国に対しても同時に対応できる便利な抑制戦力であるためその必要性を認識している」と重ねて強調しました。
共に民主党の議員も国政監査の質疑資料を通じて原子力潜水艦の導入の必要性を提起したとし「海軍の調査によると原子力潜水艦は現用のディーゼル潜水艦(所謂通常動力型潜水艦)よりも作戦能力が格段に優れ朝鮮半島で運用する上で最も有力な戦力と評価された」「原子力潜水艦の保有については核拡散防止条約や国際原子力機関の協定上の制限は無い」としています。

合わせて韓国自由党の議員によると、安保市民団体「自主国防ネットワーク」が海軍の依頼を受け作成した資料の内容を公開しており、そこには有事の際に北朝鮮奇襲打撃と北朝鮮潜水艦の活動および周辺国抑制のためのkill Chainとして原子力潜水艦の保有・開発が必要だという趣旨の内容が記載されていたといいます。

原子力潜水艦保有の目的

韓国では近年、韓国最大野党『自由韓国党』の代表が独自核武装論について今後の安全保障を含め公論する必要性があるなどと訴えた他(参考)、2018年に原子力潜水艦の保有計画があるという内容がメディアに漏れこのような計画があるということは既に報じられていました。(参考)

韓国が主張している原子力潜水艦保有計画については大きく『北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルを運用できる潜水艦の監視・抑制』という理由が挙げられているものの、このような潜水艦はごく最近問題視され始めたものであり少なくとも保有計画が明らかになった2018年以前ではほとんど注目されていませんでした。北朝鮮が作る技術レベルの通常動力潜水艦であれば同じ通常動力型潜水艦や水上艦、対潜哨戒機でも十分に追跡は可能であり、海洋国家でもない韓国がわざわざ原子力潜水艦を運用する必要は皆無です。北朝鮮に反撃したいのであれば地上型の兵器でも十分対処可能です。
したがって北朝鮮脅威論からの原子力潜水艦保有というのは後付の主張であり今のムン・ジェイン政権の北朝鮮との共同オリンピックの開催など親北政策、そして相次ぐ反日政策を見てもわかるように原子力潜水艦保有の目的は北朝鮮を理由としたものではないということは断言できます。
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