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韓国の複数メディアによると、先日仁川市で開通したモノレール『月尾海列車』に関して、運行開始から2日目で車両側の摩耗が原因により故障するという事故があったと報じられています。故障したパーツについては耐久性が50万kmあるとしていたものの5000km程度で故障していたことも明らかになっています。

『聯合ニュース』によると今月8日、仁川広域市中区で開通した観光用モノレール『月尾海列車』に関して、開通の翌日に車両が故障し運行が停止となったと報じています。本線は2008年7月に着工し4つの駅があり全長は6.1km。この間を35分で運行するというものになっていました。

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記事によると事故が発生したのは開通翌日の10月9日で10日に仁川市役所で記者懇談会を開いた仁川交通公社によると「列車の駆動力を発生させる動力伝達装置のギアが摩耗したことにより故障した」と説明しています。
また、今年1月から行われた列車の試験運転でも同様の事故が1度発生しており、本部長によると「(試験の事故)以降、列車3台の部品を交換したが今回事故を起こした車両を含めた2台は交換していなかった」などと説明しており、「今日中(10月10日)にもスペアパーツと交換する」と説明していたとのことです。

同じ装置が相次いで故障するという明らかに動力伝達装置そのものに欠陥があるということは伺える内容となっているのですが、これを交換するだけで済ませるというその場しのぎとも言える判断については問題はないのでしょうか。

仁川交通公社によると動力伝達装置については50万kmの耐久性があるとしていたものの、今回故障した車両はわずか5000kmで故障したとしており、耐久性は1/100程度しかなかったということになります。
この指摘については同社は「開通前にすべての車両部品を分解し点検したところ、曲線が多く減速を繰り返したりすると摩耗が早く進むようだ」とし「今後強度を上げた部品と交換する予定であり、合わせて専門家を投入して安全性を検証する」などと口にしていたといいます。

そのような異常に摩耗が進む部品を搭載した列車に人を乗せ運行するという、これまでも問題視された韓国特有の人名軽視とも言える判断がされた結果の事故と考えられます。
今回トラブルが発生した月尾海列車を調べてみると、これまでも複数の欠陥や工事費の水増しなど不祥事が相次いた曰く付きの路線となっており、パーツに欠陥があるのではなく事業そのものに欠陥があると判断できます。

月尾銀河レール - Wikipedia
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