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韓国で『玉ねぎ男』と同じく多く報じられているのは国内で拡大を見せている致死率の高いアフリカ豚コレラに関する問題です。これに関して、先日ウイルスを媒介する野生のイノシシが韓国北部の民間人出入統制区域の外で初めて確認されたと報じられています。

韓国メディアJTBCによると今月15日、軍事境界線に近い非武装地帯などの管理区域にいる野生のイノシシや飼育されていた豚で相次いでアフリカ豚コレラが確認されている京畿道漣川郡(ヨンチョンぐん)で新たに野生のイノシシからアフリカ豚コレラが確認されたと報じています。

민통선 밖 '감염 멧돼지' 첫 발견…900명 투입 포획작전 | JTBC 뉴스

これまで発症した野生のイノシシはこれまで北朝鮮との軍事境界線から南側にある非武装地帯(DMZ)、DMZからさらに南側にある民間人出入統制区域(CCZ)内でいずれも発見されていたものの、今回はCCZの900m南側、つまり自由に民間人や野生動物が立ち入ることができる地域で初めて確認されました。

▼赤が非武装地帯(DMZ)、ピンクが民間人出入統制区域(CCZ)
CCZ

韓国ではDMZやCCZでアフリカ豚コレラに感染した野生イノシシが10月3日に初めて確認され12日に5頭確認。その後、CCZより北側(つまり北朝鮮側の地域内)で発見次第野生イノシシを銃殺する対応が検討され15日の時点で軍や民間人を含め900人を組織し投入していました。

野生のイノシシからアフリカ豚コレラが確認され銃殺駆除の対応が行われるまでの間について、韓国内では「もっと早く組織を投入したほうがよかったのではないか」「対応が遅いのではないか」という意見もでているとのことです。

いずれにしても野山を自由に歩き回ることができる野生のイノシシからアフリカ豚コレラが確認されたことで、日本の豚コレラのように県をまたぎ広範囲に拡大する可能性が非常に高く、この数日間の政府による対応の遅が「初動対応に問題があったのではないか」と議論されることになると考えられます。

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