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民間企業ヴァージン・ギャラクティックが近々実施しようとしているのはスペースプレーンを用いた民間宇宙旅行です。この飛行に関してイタリア空軍が研究飛行という目的で同社と契約したと報じられてます。

Space.comによると、今月ヴァージン・ギャラクティックは地球の重量から微小重力への変化が人体にどのような影響を与えるのかなどの研究を行うため政府機関としては初めてイタリア空軍が有人フライトの予約をしたと報じています。

Virgin Galactic Will Launch a Crewed Research Flight for Italian Air Force | Space

この契約飛行については現時点で具体的な日付は設定されていないものの早ければ来年にも実施するとしています。具体的なフライトについては現時点ではイタリア空軍の関係者3人と様々な科学研究を行う測定器を載せた打ち上るとしており、合わせて環境に優しい燃料の科学的性質を調べる機材も搭載する予定とのことです。

ヴァージン・ギャラクティックは今回の契約について「この歴史的な使命を通じてイタリア空軍と協力し基礎研究と技術開発をすすめることができて嬉しく思う」と話しています。

▼昨年12月に実施された有人飛行試験


ヴァージン・ギャラクティックは母機ホワイトナイトツーと有人宇宙船スペースシップツーで構成される空中発射式の弾道宇宙飛行を行うもので宇宙船は母機に搭載される形で高度15kmまで運ばれ投下、エンジンを燃焼させ高度80km以上の宇宙空間を目指します。

スペースシップツーは6人乗りで数分間の無重力状態(微小重力)を体験することができます。このわずか数分間という無重力は地球上では再現が不可能であるため、特に人間に与える影響を調べるには国際宇宙ステーションに人を送り込む必要があるなど莫大な費用がかかる問題がありました。現在ソユーズ宇宙船の一人あたりの座席費用は80億円や90億円と言われており、限られた研究しかできないもののスペースシップツーの1人あたり約2,700万円と比較するとコストパフォマンスは優れていると言われています。

ヴァージン・ギャラクティックはイタリア空軍以外の政府機関としてNASAとも契約しているものの有人打ち上げについては契約しておらず観測機器などの搭載に留まっていました。

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