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従来の機体と置き換える形でアメリカを始め日本や韓国でも導入が始まっているF-35。この機体に関して先日オランダ空軍に初号機が納入されたものの思わぬハプニングが発生したと報じられています。

海外の複数メディアによると先月31日、オランダ空軍としては初となるF-35Aの納入が行われ合わせて式典が開催されたものの、メインとなるF-35Aに対して誤って航空事故用の消化泡が撒かれてしまうというハプニングがあったと報じられています。

荷兰喜迎首架F-35战机 却在过水门仪式中错喷泡沫

この手の航空機は新しい機体が納入された時などに歓迎の意味を込めて、空港消防車を用いて左右からウォーターゲートをくぐらせるということが行われることが多くあります。今回オランダ空軍はF-35Aでも同様のウォーターゲートを行ったものの、誤って水ではなく消化泡を出してしまい通過したF-35Aが泡まみれになってしまうという前代未聞の出来事になってしまったとのことです。

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考えられないハプニングとなってしまったのですが、一部メディアによるとこの式典は当時ライブ中継されていたらしく、カメラが降りてくるパイロットの表情をどアップで写すなどしていたといいます。

なぜ事故は発生したのか。実はこの式典が行われる前にオランダ空軍のF-16が緊急着陸を行うことになり航空消防車のタンクには水ではなく消化泡が充填されていたとのこと。しかし、この切替を忘れてしまい泡まみれになってしまったとのことです。

ちなみに式典は予定通り最後まで行われたとしてます。

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問題は消化泡による機体への影響です。F-35Aの表面にはレーダー反射を抑える所謂ステルス塗装が施されており消化泡により何らかの問題が生じている可能性が考えられます。
そしてエンジン。当時F-35Aはエンジンを動かしながら自走しておりエンジン内部に消化泡が入ってしまったことは間違いありません。ジェットエンジンは高温高圧の環境になるため消火泡の成分が圧縮機などに悪影響を与える可能性があるため最悪の場合、エンジンを一度取り外し点検する必要が出てくることも予想されます。

過去に中国で火災が発生した旅客機とは別の旅客機に消火活動を行ってしまうという事故が発生しています。この事故では消化泡がエンジンに入ってしまったことで使用不能になり2000万ドル相当の被害になったと言う内容が報じられていました。


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