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各国が半ば自由に設けている防空識別圏。この防空識別圏に無届け航空機が侵入した場合、空軍の戦闘機がスクランブル発進して対応にあたるということが行われています。これに関して、先月末に中国軍が韓国側に初めて事前通報したうえで防空識別圏内の飛行が実施されていたと報じられています。

韓国メディアSBSによると、先月29日韓国最南端となる済州島南方に設定した防空識別圏内に中国の軍用機が侵入したことについて、実は中国が韓国側に飛行経路および飛行目的を通知した上で実施していたと報じています。記事によると中国側がこのような事前通知を行ったことは今回が初めてだったとしています。

中 군용기, 핫라인으로 첫 통보 후 이어도 KADIZ 진입 | SBS 뉴스

韓国軍によると、中国の軍用機は午前8時57分頃に済州島西側の防空識別圏内に侵入し、9時31分頃に東側の防空識別圏を抜けていったといいます。また午後12時25分に同じ東側から入り、1時8分頃に西側に抜けていったとのことです。

記事では具体的なことは記載されていないのですが、なぜ今回中国側は韓国側に飛行計画を通知していたのでしょうか。

中国メディアによると、10月31日に開かれた中国国防部の定例記者会見で事前通知に関する質問がありこのように答えています。
記者は「韓国メディアによると29日に韓国の防空識別圏内に入ったものの、韓国側に航空情報を予め通知していたと報じた。韓国のマスコミによるとこの通知は韓国側が中国にホットラインを通じて応答したものであり、これは一般的な事前通知とは異なるのではないか?」と質問しました。

これに関して「中国と韓国には空軍・海軍間がホットラインがあるため、あなたが(記者が)述べた状況について電話で応答しただけだ」と答えています。

今回のホットラインによる応答が事前通知になるのかは判断は難しいものの、何れにしても飛行内容や侵入について事前通知が行われるというのは初めてのことだったとしており、なぜ今回に限りこのような対応を行ったのかについて真相は明らかになりませんでした。

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