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先日、中国首都北京で確認された肺ペスト。治療しない場合の致死率は90~100%とされているのですが、この情報に関して中国当局がインターネット上の投稿などを削除しており情報統制が行われていると報じられています。

韓国メディア『マネートゥデイ』によると、中国当局は国内で出回っている肺ペストの情報に関して、肺ペストの恐怖を遮断するため情報統制に乗り出していると報じています。一方でこの情報統制が国内で逆に不安と恐怖心を育てているという指摘がでているとのことです。

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肺ペストの情報は中国国営のチャイナデイリーなどが今月13日、北京衛生健康委員会の発表として内モンゴル自治区出身の2人から肺ペストが確認されたと明かしたことです。その後、具体的な情報がどの程度発表されたのかは不明なのですが、現在この2人は夫婦で夫が2019年10月25日に発症したと言われています。その後、看病していた妻が10月31日に同じ症状を見せたことで11月3日に北京市内に搬送されたとのこと。
夫婦については1人が重体だとしており予断を許さない状態といわれています。

北京保健当局の発表によるとペストで死亡した事例は2014年に3例、2016年に1例、2017年に1例、そして今年1例あったと明かしています。


一方、中国国民は今回の出来事についてどの様に反応しているのでしょうか。中国版ツイッターことウェイボーでは首都でペストが発生したと不安を訴える声が多く上がっているとしています。またペストと最終判断するまでに10日必要としたことに関連しても、中国当局が発症の事実を隠蔽しようとしたのではないかと噂になっているとのこと。

とある中国のネットユーザーによると、中国インターネットユーザー「ペスト患者が今年3月に北京にきて10日近く病院に留まっていた。 既に確診事実を知ったのに発表を遅らせたことでないかと思う。 伝染性が高い病気なのにとても不安だ」とコメント。また他のネットユーザーは「中国当局は確定患者を北京まで約540kmを移送したもののその経路も明らかにしていない」、「患者が北京に来た経路を当局が公開しなければならない」という主張も相次いでいるとしています。

一方で中国当局はこのようなペストに関する情報の遮断を始めていると報じています。具体的には「今月14日に2人以外にもペスト感染者が出た」という不確かな情報が流れ、「搬送された病院が閉鎖されている」という内容は削除されたとのこと。
また現在肺ペスト患者が治療を受けている病院は明かされていないものの、とあるネットユーザーが「北京市の2つの病院が閉鎖している。その一つが北京で最も大きい児童病院だ」と掲載したところ直ちに削除されたとしています。

中国では2002年末にSARS(重症急性呼吸器症候群)が発生したことが確認したものの中国当局が情報を隠蔽していたことが明らかになっており、最終的に8100人あまりが発症し774人が死亡したとされています。

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