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防衛省及び三菱重工業が開発し2016年4月に初飛行したX-2。この機体から2030年代に実用化を目指すステルス戦闘機の研究・開発が進んでいるのですが、先日このX-2に搭載されたXF5-1エンジンが一般公開されたと報じられています。

中国メディア『新浪网』によると、詳しい日時は不明なのですがとある国内の航空祭でX-2に搭載されたXF5-1という低バイパス比ターボファンエンジンが公開されたと報じています。

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Photo:新浪网
XF5-1は1995年から開発が始まった国産エンジンで、全長は3.07m、直径0.62m、乾燥重量は644kgで推力はアフターバーナー動作時で49kN(約5トン)としています。

XF5-1は合計で4基製造されこのエンジンを搭載した機体、X-2(ATD-X、心神)は2016年4月22日初飛行していました。X-2は2030年代(2036年)までの部隊配備を目指すF-3戦闘機の戦闘機開発用の性能試験機となっています。





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参考としてX-2のスケールモデルは石川県小松空港前の航空プラザに展示されています。
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