クルードラゴン_1

アメリカの民間宇宙企業スペースXは近く運用を目指す有人宇宙船、クルードラゴンの地上での脱出エンジンテストを実施し問題なく試験を終えたと報じられています。

NASASpaceFlight.comによると、先週水曜日にケープカナベラルにあるランディングゾーン1でスペースXが開発した有人宇宙船クルードラゴンの地上静的燃焼試験を実施し、今後実施する国際宇宙ステーションへの宇宙飛行士打ち上げという中間目標を達成することができたと報じています。

クルードラゴン_2

今回の試験は地上に固定されたクルードラゴンを使用し機体の4方側面に搭載された1基2ペア、合計8基のスーパードラコと呼ばれるエンジンの燃焼試験が実施されました。燃焼時間は約9秒間だったとしています。
このスーパードラコはロケットの打ち上げ時に何らかのトラブルが生じ宇宙飛行士を安全に脱出させなければならない事態に陥ったときに動作させるもので、形は異なるもののカプセル型宇宙船には必ず搭載されています。

記事によると今後の試験は実際の有人打ち上げを想定し『max Q』と呼ばれるロケットが大気圏内で動圧が最大になる状態でクルードラゴンの脱出試験を行うとしており、この試験をもって一連の脱出関連の試験は完了となる見込みです。

▼今回の試験前にスペースXが公開した映像


今回行われた試験に関しては同様の試験が今年4月にも実施されていました。しかし、複数回実施されたスーパードラコの燃焼試験の最後の燃焼テストで破壊的な爆発が発生しました。この時の映像などは一切公開されておらず実質『隠蔽』ととられてもいいような扱いがされています。
現時点で、爆発はエンジンが燃焼する百分の1秒前に高圧ヘリウムラインに噴射剤が漏れたことで致命的な爆発に至ったとのみ情報が公開されています。

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