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アメリカの民間宇宙企業、スペースXは現在同社が運用を目指し開発を進めているスターシップの試験機で爆発事故が発生したと海外メディアが伝えています。

SpaceNewsなどサイエンス系メディアは、11月20日テキサス州ボカチカにあるスペースXのテストサイト付近で観察を続けていたライブカメラや宇宙ファンが、スターシップMk1が爆発する瞬間を撮影したと報じています。

SpaceX Starship suffers testing setback - SpaceNews.com



記事によると、爆発事故があったのは東部時間20日4時30分頃としており、当時試験機のスターシップMk1は液体酸素を内部のタンクに注入する圧力テストが実施されていたといいます。しかし、何らかのトラブルが発生し上部が爆発しました。今回の爆発では試験機全体が破壊されたわけではなく、上部の一部だけが吹き飛んだという壊れ方をしていることが確認できます。

今回の事故に関して2時間半後にスペースXによる公式声明として「液体酸素の圧力を最大限にまで加圧するというというテストを行っていた」としており、「爆発するという予想は想定外のものではなかった」とも説明しています。

▼スターシップMk1
スターシップMk1

同社のCEOイーロン・マスク氏によると、Mk3という地球軌道を周回可能な試験機が今年末に完成すると明らかにしていました。今回の事故後に「Mk3の開発に集中する」という趣旨の説明をしており、今回爆発したMk1とMk3の機体設計は全く異なるとも説明しているとのことです。

スペースXは今年末にも高度20kmまで試験機を打ち上げ着陸するというMk1のテスト飛行を実施するとしていました。しかし、今回の爆発事故を受けてMk1の開発は終了し、Mk2や今後は地球を周回する試験機Mk3の開発に力をいれるという趣旨の説明をしています。

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