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立冬から既に20日が経過し肌で冬を感じる季節となりましたが、一方中国では雪が降る地域で最近になりある方法でお金を稼ぐ人間が現れているといいます。使うのは雪と棒だけ。いったいどのような方法なのでしょうか。

中国国営の通信社『新华网』によると、最近電子商取引プラットフォームで主に若い人たちを中心に雪の上に文字を書くというサービスを行っている業者がいて、多くの依頼が寄せられていると報じています。

大雪过后“雪地代写”网售订单暴涨-新华网

記事によると地面に降り積もった雪の上に、愛する人や家族、親友に対して祝福する文字を書き込み写真を送るというだたそれだけ。中国東北部で大雪となった後にメッセージの代筆の注文依頼が多く殺到していたといいます。

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このサービスを行っている業者によると、依頼を受け取ってから10分以内に注文された文字を雪の上に書き込み写真を送るというもの。価格は業者や書き込む内容にも異なるものの、一文字あたり2元(31円)。愛の告白などでは特別料金になっており、ハートマークやデザイン料を含めて5.2元(約72円)から行っているとしています。

中国では雪がふらない南部地域の人はこのような代筆を求めるケースがあるといい、とある業者は3日間に20件、また別の業者は数日で40件近い注文があったといいます。一方業者によると、実際のところ文字を書くのは難しいとしており雪の量が多すぎても少なすぎても書くことが難しく、キレイな地面を見つけることが最も面倒だと話しています。

記事によると中国ではこのような代理で何かを行うというサービスが最近流行っているといい、例えばミルクティーを飲んでいる写真を撮るというものや、野良猫に餌を与えている様子を動画として撮影するというものまで取引されているとのことです。