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今月1日、中国で道路が陥没し車と電動スクーターが転落するという事故が発生していたことに関して、安否不明のまま生じた穴にセメントが注入されたと一部メディアが報じています。

中国広東省広州市で12月1日、地盤沈下による道路の崩落が発生した。通過した車両1台と電動スクーター1台が落下した。車両のなかにいた2人とスクーターの運転手の生死は不明だが、当局は救出せず、当日中に陥没部分にセメントを注入した。被害者の家族は、市政府庁舎前で抗議活動を行っている。

大紀元時報


記事に掲載されているようにこの事故は中国南部に位置する広東省で12月1日午前、広州大道北と気東路の中間に位置する交差点で道路が突然陥没が発生し、偶然通りかかった作業車1台と電動バイクが転落するという事故になりました。しかし、当局は車に乗っていた2人、電動バイクに乗っていた1人を救助することなく安否不明のままセメントの注入を開始していたというものです。

証拠としてこちらの動画が公開されたのは12月2日です。動画でも工事現場で使用されるような車両が映し出されています。従って、穴にセメントが注入されたのは当日の午後か、その翌日の日中と考えられ、発生から24時間も経っていない時点で行われた可能性が高いと推測できます。

記事では『被害者家族によると、事故による救助作業が行われることなく、1日正午に穴にセメントが注入されたという。家族らは、コンクリートミキサー車の進行を止めようとしたが、道路周辺500メートルを封鎖する多数の警察に阻まれた。目撃者によると、セメントの入ったタンクが相次ぎ交換され、落ちた車両から人を救出しようとする動きは見られなかったという。』と掲載しています。


仮に日本で同じようなことをしていたら誰かの首が飛ぶくらいでは収まらない問題に繋がるのですが、中国で行われている都市再開発で殺害された人達を見ても、日本や欧米とは人命の価値観が全く異なっており、今もこのような対応を平然と行っているということが今回の行為からも明らかになりました。

ちなみに記事には記載されていないものの中国の一部メディアによると、広州市党委員会宣伝部の外部宣伝部長兼報道発表部は「救助はまだ進行中だ」と答え、セメント注入は斜面の補強だなどと説明しており「救助を確実にするため行われた」などと意味不明なことを口にしています。
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