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道路脇に植えられている街路樹。この街路樹について自然災害を除き、例えば接触事故等で車に被害が出た場合、その責任はどこにあるのでしょうか。

この事故は今年7月16日、韓国の忠清北道清州という中心市街地を走っていたトラックが街路樹に接触するという事故が発生し、その責任が市とドライバーのどちらにあるのかという当時の記事になります。

도로에 튀어나온 가로수와 내 차가 부딪히면 내 책임?? | SBS 뉴스

この事故に関して、そもそもの事故は清州市が街路樹を適切に管理していなかったため発生したものの、一方で清州市は傾いた街路樹に接触した事故というのは「過去20年で一度も発生したことはない」などと主張し、事故の発生はあくまでドライバーの不注意により発生したとドライバーに過失があるという主張をしたというものです。


今回は韓国の例を紹介しましたが、同様の事故は当然日本国内でも発生していることが考えられます。では具体的に法律ではどのような解釈がされているのでしょうか。
簡単に調べたところ、『市や県が設置した公共物に関して、その管理に瑕疵があった場合は被害者に賠償しなければならない』というものがあるそうです。つまり街路樹といった県や市が設置したものが倒れるなどして被害が出た場合は被害者側に賠償しなければならないというものです。

このような裁判が行われた場合、『瑕疵』はどこまで認められるのかが判断されることになるのですが、とある記事では一般的に落石であればほぼ瑕疵があると認められるものの、街路樹については特に台風や大雨など災害が発生した直後などは賠償額の半分程度の和解案を示されることがあるとのことです。

また道路を通過する車やバイクについて、例えば道路に空いた穴などで車両が壊れた場合は道路を管理している側にどの程度瑕疵があるのか、一方でドライバー側はスピードの出しすぎや回避することができたなど責任の有無はケース・バイ・ケースとなっているという事も記載されています。

道路の穴ぼこや段差に関する事故の管理瑕疵と対応実務 - 道路WEB

不慮の事故というのは何も車や人だけではなく、いくら安全運転を心がけていてもその道路に自体に問題があり面倒事に巻き込まれるということが発生するというのは心がけたいところです。
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