MERS

先月より中国湖北省武漢市で広まっている謎の肺炎に関して中国国営メディアによると、初歩段階の調査結果として新型コロナウイルスと判断していると報じられています。(画像はMERSウイルス)

韓国メディア聯合ニュースによると、CCTVが9日に報じた内容として専門家による核酸検査、ウイルス分離などの各種検査を行った結果として、患者15人から同じ未確認コロナウイルスの陽性が出たとしています。

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当局によると、謎の肺炎に関してはSARS(サーズ)中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)、鳥インフルエンザなど追加調査を行ってきたとしています。報道によるとコロナウイルスは呼吸器に疾患を引き起こす病原体であり、人間以外も牛・豚・犬・ラクダ・コウモリ・マウスやハリネズミなど哺乳類と鳥類に感染するとしています。

武漢市衛生健康委員会によると患者のうち8人は完治したとし7日に退院したとしています。同委員会によると5日時点の患者数は59人でうち7人が重症と発表していました。


世界で確認されているコロナウイルスは6種類。コロナウイルス亜科に4種、トロウイルス亜科に2種あり、代表格のSARSやMERSはコロナウイルス亜科ベータコロナウイルス属に属しています。予防方法は典型的な手洗いやマスクの着用といった方法で、消毒は消毒用のエタノールや次亜塩素酸ナトリウムが有効とされています。

SARの場合、潜伏期間が2~10日、平均で5日、最大で13日程度です。感染後の症状として最初に現れる症状は38℃以上の発熱です。初期症状は2~7日間続き、合わせて悪寒・筋肉痛・頭痛・下痢・鼻水など季節性インフルエンザのような症状を見せます。肺炎の有無については胸部X線が行われ、場合によってはCTが行われる場合もあります。

また2003年のSARS発生当時、発症した場合の全年齢における死亡率は9%。一方で、50歳以上の患者ではより高い死亡率になっていたと報告されています。
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