ファイアフライ

アメリカに本社を置く民間企業『ファイアフライ・エアロスペース』は開発を続けてきたアルファロケットに関して今年4月にも初打ち上げを実施すると報じられてます。

space.comによると、2019年12月に設定されていた同社初となるアルファロケットの打ち上げに関して2020年3月に延期していたものの、さらに1ヶ月延期し今年4月にも打ち上げを実施する予定を発表しました。

Firefly Aerospace Preps for Debut Flight of Its Alpha Rocket in April | Space

アルファロケットの打ち上げを行うのはファイアフライ・エアロスペースという企業で、過去イギリスのEU離脱が決定された2016年に40万ドル近い資金調達を予定していたものの20万ドル程度しか集まらず資金不足により開発を中断していました。その後、同社は競売にかけられウクライナの実業家に売却されていたといいます。

FireflyのCEO、Tom Markusic氏によると、打ち上げるアルファロケット初号機は全長29mあり、当初同社はエアロスパイクエンジンという新しい技術を搭載したエンジンの打ち上げを予定していたものの、現在は一般的なケロシンと液体酸素による化学ロケットエンジンを搭載したものに置き換えられています。エンジンは『リーヴァー エンジン』というもので、アルミニウムではなく複合材を用いることで軽量化されているとのこと。

▼アルファロケットのリーヴァー エンジン
リーヴァー エンジン

打ち上げ能力は地球低軌道に1000kg、太陽同期軌道に600kgとしており、現在各国で開発されている民間小型ロケットよりも一回り強力なロケットとなっています。過去同社が開発していたエアロスパイクエンジンを搭載したアルファロケットと比較すると7mほど小さい全長22mで地球低軌道に400kg、太陽同期軌道に200kgの打ち上げ能力があるとされていました。
1号機の打ち上げは太平洋に面するカリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げが実施されます。

現在3機のアルファロケットを製造しており、2号機の打ち上げは2020年6月、3号機は今年秋にも実施したいとしています。

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