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この季節、通勤通学に手放せないのは手袋です。最近はスマホを操作できる手袋が販売されていますがそれでもゴワゴワして操作はしにくくなります。当然軍人も同じで手袋をしたまま兵器を扱うのは問題があるのですが、手袋を使わず手を暖かくするという装置が開発されました。

ロシアメディアSputnikによると開発したのは米国陸軍環境医学研究所で、電流を腕に流すことで血行を良くして手袋を使用すること無く繊細な操作を行うことができると主張しています。

米軍が電気を使い手袋なしで手を温めるデバイスを開発 - Sputnik 日本

記事によると、私達の手足は胴体よりも10度程度温度が低く、冬になるとこの温度差は広がるといいます。結果的に指の動きが悪くなり、寒い環境で細かい作業を行うには手袋や指先全体を覆うミトンをはめた状態では毎回着脱するなどの手間が生じる他、手袋をつけたままの作業は問題があるとしています。

そこで研究所では電極で温められる表面面積を少なくし、前腕に装着し温めるブレスレッド型のデバイスを開発。この装置を腕につけることで摂氏0.5度の環境下で失われた指の動きはブレスレッドを使用することで手袋や保温装置が無くて50%ほど改善できた他、指の力と柔軟性は90%ほど改善することができたとしています。

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現在のところ軍隊で使用したり一般人が使用するような製品にははなっておらず、今後装置をより簡素化することで極寒の状態でも4時間は動作し続ける装置の開発を目指すとしています。

このような製品は現時点で市販されているものは無いと考えられるのですが、例えば将来健康を害しないレベルの微弱な電気を流すことで手足の指先を温めることができれば治療機器として利用できる他にもバイクや車のドライバー、建築や土木といった外の仕事で導入が進む可能性が考えられます。
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