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人気の飲み物として依然として各地で売られているタピオカ。先日中国の13歳の少年が激しい腹痛を訴え病院に運ばれたところ、腸から未消化のタピオカが発見されたと報じられています。

韓国のフィナンシャルニュースは今月20日、中国河南省にある医科大学付属病院に入院していたという13歳の少年の話を記事にしています。実はこの少年、大量のタピオカが腸につまり激しい腹痛を発生させ病院に緊急搬送されました。

この少年が搬送されたのは昨年12月末の出来事で医療スタッフは当時腹痛を訴えていたことから腹部のX線撮影を行ったとのこと。その結果、腸閉塞と診断しました。いったい何が原因で腸閉塞となったのか。

少年の話によると、「腹痛が現れる今週の最初にタピオカティーを飲んだ」と説明し「入っているタピオカは噛まずにまるごと飲み込んでしまった」とも話していたそうです。少年はその3~4日後にも再びタピオカティーを飲み込み、この時も噛まなかったといいます。

少年を診察した医師によると「少年の腸の中で2つの塊を発見した」とし「タピオカが互いにくっついたことで腸閉塞を起こしたのではないか」と説明しているそうです。

原因がわかったところで治療の方針が決定されることになったのですが、少年の治療方法として手術を行うことが決定されていたといいます。しかし、手術前に急遽治療方法の変更があり「腸の動きを使って自然に排出する方法を選択した」とし手術は回避されたといいます。詳しい原因は記載されていないのですが、痛みがひいたことや塊が移動していることが理由と考えられます。

その後、少年については治療を通じて回復したと伝えられているそうです。

タピオカといえば昨年6月にも中国で14歳の少女が大量に口にしたことで同様に激しい腹痛を訴え病院に運ばれたところ消化器官に大量のタピオカが詰まっていることが確認されていたことがあります。