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新型コロナウイルスの発生源とされる中国の大都市『武漢』、現在この都市では突貫工事で新たに隔離病院の建設が進められています。具体的にどのような病院になるのかは明らかになっていないのですが、現地で撮影された写真が公開されています。

現在幾つかの対新型コロナウイルス感染者用の隔離病院が建設されていると報じられているのですが、そのうちの一つである雷神山医院に関して幾つか写真が公開されています。

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雷神山医院は中国湖北省武漢市の江夏区に建設されているもので、元々は2019年世界军人运动会(2019 Military World Games)という、2019年10月18日~27日まで武漢市で開催されていた選手村用の第3駐車場として整備されていたところです。

建設が開始されたのは2020年1月25日。完成予定は2月5日。日本ではこの手の「隔離病院が建設される」と報じられていたのは火神山医院で、この隔離病院は武漢市蔡甸区で建設されているものであり別の施設になります。



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雷神山医院は推定ベッド数約1300です。現在、この建設現場は一般公開されているものらしく、火神山医院と共に4つの視点から撮影されており、複数のチャンネルでオンライン中継されているといいます。中国では非常に人気があるとされ、一時期オンライン視聴者数が1000万人を超える規模となっていたとされています。

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一方で、どのような施設になるのか。特に患者が入院する施設はどのようなものになるのか注目されていたのが、こちらについても公開されました。
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これが隔離病院に設置される病室です。現在500あまりのボックスルームを建設しており、1ボックスあたり4人の患者を収容するとしています。500のボックスルームは10日以内に製造・輸送を終えるとしています。

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Photo:网易新闻