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昨年よりオーストラリアの広い範囲で継続している森林火災。食い止めようと様々な対策がされているのですが、その一つ消防機による空中消火活動で墜落した機体の様子が撮影されていたことが明らかになりました。

映像は現地時間29日に投稿されたもので、墜落事故は23日に発生したものです。The Aviationistによると墜落した機体はカナダ企業のCoulson Aviation会社が保有しているもので、オーストラリアで発生した大規模火災のため派遣されていたとしています。



映像では輸送機から赤色の消火剤を空中投下し離脱する様子が移し出されているものの、撮影場所からは煙の中に突っ込んでいる様子が映し出されています。これが直接的な原因になったのかのかは不明であり、現時点で具体的な墜落原因は明らかにされていません。

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事故機を操縦、搭乗していたのはアメリカ人です。この機体はC-130という輸送機を改造した消火機(EC-130Q N134CG)で、パイロットらは全て米軍に所属していた退役軍人でした。副機長は20年間に渡りこのC-130を操縦していたベテランで、フライトエンジニアはC-130輸送機の飛行時間が18年間で、戦闘地域での4000時間を含む合計6000時間に達していたとしています。