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新型コロナウイルスに関して飛沫感染・接触感染以外にもエアロゾルという微小粒子状の形態で感染が伝播する可能性が指摘されていることについて、先日香港で同じアパート内でトイレの配管とエアロゾルによる感染が発生した可能性があると報じられています。

簡単にまとめると
  • 香港で10階したの住人が新型コロナに感染
  • トイレ内の排気管を通じたエアロゾル感染の可能性
  • 大学教授によるとエアロゾル感染を疑う事例が増えてきた歳敵
今月11日、サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)が報じた内容によると、香港の靑衣という地域にあるアパートで35世帯110人が新型コロナウイルスに感染する可能性があるとして避難が呼びかけられたと報じられてます。

홍콩서 아파트 배기관 통한 감염 가능성…'에어로졸 감염' 촉각(종합) | 연합뉴스

記事によると、このアパートでは香港では12番目の確定者となった新型コロナウイルス感染者が住んでいるものの、この住人の10階下の42番目の確定者(62歳女性)にウイルスが伝播した可能性があるしています。

▼封鎖された当該アパート
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伝染病の権威という香港大学教授によると、現場を調査した結果として「トイレの排泄物を流すパイプが空気が流れるパイプと繋がっており、便に含まれるウイルスが換気扇を通じて下の階のトイレに移動した可能性がある」と述べたとしています。
12番目の確定者となったトイレの排泄物のパイプラインが密封されされておらず換気扇を動かしたときに、トイレに残っていたウイルスを含む空気が排気管を介して10階下のトイレに移動した可能性があるというものです。


このような排泄物に含まれるウイルス伝播に関しては、2013年3月にSARSが発生したときに3月14日と19日アパートの住人が下痢をしたことを機に26日から翌月21日までに同じアパートの321人が集団感染し42人が死亡するという例が確認されていました。これはトイレを使った水からエアロゾルが発生しウイルスがアパート内に広まったと考えられています。

一方で今回香港で発生した例ではSARSの時とは異なりU字配管ではなかったとしており、2013年3月の例と同じ事例と見るのは難しいと指摘しています。また今月3日、内モンゴル自治区の保険当局は新型コロナウイルスに感染した人物がこれまで感染者や動物と接触したことがなかったものの感染したことで、同じアパート内の感染した住人から伝播した可能性が指摘されています。

中国当局は現在エアロゾルによる新型コロナウイルスの感染例は確認されていないとしているものの、香港大学の感染症・伝染病センター医師は「新型コロナがSARSのと同様に、大小便を介して伝播されることがあるという科学的証拠が増え続けている」とし「トイレの水を流す時は便器のフタを閉め、毎日トイレを使用し床下水道に水を流してU字配管が乾かないようにしなければならない」と指摘しています。
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