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中国湖北省武漢市。今年上半期のトレンドは『新型コロナウイルス』と『武漢』という言葉になってきそうなのですが、実はこの武漢市では新型コロナウイルスに感染した一家が適切な治療を受けられず5人家族のうち4人が短期間で相次いで死亡していたと伝えています。
日本でも感染拡大が抑止できなければ同じ事態が発生することが考えられるのですが、一体この家族に何があったのでしょうか。

韓国メディアノーカットニュースによると、中国の経済誌が今月17日に伝えた内容として湖北省武漢市で映画製作に関わっていたという主任の男性家族が妻を除きご両親、そして姉、そして自身の4人が死亡するという出来事が半月間に発生していたという内容を報じています。

코로나19 치료받으러 병원 전전했지만…中 일가족의 비극 - 노컷뉴스

記事によると、男性は武漢市で映画監督をしていた常凱(チャン・カイ)監督(55歳)で、2020年1月24日に家族一緒に食事をしたといいます。しかし、その翌日には常凱の父親が咳と呼吸困難を訴えたことで新型コロナウイルスを疑い病院に運んだものの、「病床が埋まっている」という理由で家に帰されたといいます。その後、常凱氏の妹が父親の介護をしていたものの2月3日に死亡しました。

そして2月8日には母親も新型コロナウイルスで死亡しており、常凱氏本人は2月14日に死亡。父親を介護していた妹も同じ14日に死亡したといいます。現在一家に残されたのは常凱氏の妻のみなのですが、現在重症であり集中治療室にいる状態だといいます。

▼死亡した常凱氏、父親、母親、妹が既に死亡している
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なぜこのような状態が明るみになったのか。実は14日に死亡した常凱氏が症状が悪化するなか死を察知し遺書を残していたことです。遺書には、
「父を抱えて複数の病院にいったものの『病床が無い』と受け入れられなかった。あちこち調べたものの病床がなかった」
「両親を介護していたところ、妻にも無情にもウイルスの症状がではじめた。病院を探したものの病床を探すことができなかった。病気の治療時期を逃し手の施しようがない状況まで達した」
「私は一生息子として父親への責任を全うした。夫として妻を愛した。私は愛した人と私を愛した人にお別れを伝える」
というメッセージだったといいます。
この常凱氏の遺書によると息子がいるとのことなのですが、一緒に生活していたのかなど状況は記事には記載されていないとのこと。

記事によると常凱氏の死は大学の同級生の間で広まったといい「このような悲劇を知らせ責任者に責任を取らせたい」と憤慨している様子だったといいます。

何れにしてもこの記事で明らかになったことは2020年1月25日の時点で既に武漢市の大半の病院では新型コロナウイルスの患者で溢れかえっていたことが伺え、新型コロナウイルスの検査すらもまともに行われていたなかったことは確実です。
したがって、中国が発表している新型コロナウイルスの感染者数には検査されず家に帰された人はカウントされていない可能性が高く、新型コロナウイルスと検査されいない以上は死亡しても新型コロナによる死亡者とはカウントされないため当局の発表数よりも遥かに多いことは間違いないと考えられます。
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