SLRC_3

敵の射程外から有効的な攻撃を行う兵器。いつの時代も求められている兵器ジャンルと考えられるのですが、アメリカ軍は最近トラックで牽引できるタイプの超長射程の榴弾砲を開発していると報じられています。

Defence BlogによるとUS-UK Modernization Demonstration Eventで公開されたプレゼンテーション資料が誤って掲載され米陸軍が開発中とされる新型長距離砲の存在が明らかになったと報じています。

U.S. Army leaks images of its new super cannon – Defence Blog

この兵器はSLRC、ストラテジックロングレンジキャノン(戦略的長距離砲)と呼ばれるもので、最大の特徴はその射程です。なんと発射される砲弾は1000マイル、1600kmも飛翔するというもので、この射程は短距離弾道ミサイルに匹敵するものになっています。

SLRC_2

このSLRCという第二次世界大戦時に開発されていた列車砲の現代版のような兵器は8人により運用され、兵器自体は輸送用のトラックをはじめ4つのユニットで構成されているとのこと。

▼SLRC(中央の黒っぽい兵器)
SLRC_1

このような射程を出すには砲弾を宇宙空間に達するほどの高度に到達させる必要あると考えられるのですが、砲身の長さなどから見ても一般的な火薬を用いた榴弾砲では到底難しいと考えられるため、ロケット補助推進などを搭載していると考えられます。

何れにしても詳細は明らかになっておらず、他の兵器に比べどのような利点があるのかなど想像するのはなかなか難しい兵器となっています。

ちなみにアメリカではこのような特殊な大砲で人工衛星を打ち上げる計画が進められています。

このエントリーをはてなブックマークに追加