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新型コロナウイルスのクラスターが発生する可能性が高い場所として、キャバクラやラウンジ、またクラブといったところが挙げられています。これに関して依然として自粛要請を無視する形で利用されている方がいらっしゃるのですが、仮に会員登録が必要なキャバクラ等で新型コロナが発生した場合、保健所から利用者に連絡がいくことが明らかになりました。

新型コロナウイルスの感染拡大が各地で発生しており、特にクラスターと呼ばれる局所的な感染拡大が各地で報告されています。一方でクラスター発生の可能性が高いキャバクラやラウンジ、またクラブといった店は利用者するには会員登録が必要な場合がありますが、仮にその店で新型コロナウイルスが発生した場合、一定期間の利用者に対して店や保健所から直接連絡が来る場合があることがわかりました。

これは10万人あたり新型コロナウイルスの感染者数が全国2位(2020年4月3日現在)となっている福井県が行った記者会見で明らかになったもので、福井県では福井市内の歓楽街にある『ラウンジに近い店(県発表の言葉)』で従業員と利用者で集団感染(クラスター)が発生しました。この店を多く利用していたのは中年男性かつ会社役員らです。



ここまで迅速に感染者が発見されていったのか。記者会見によると「店と保健所との間で密接な情報交換をしている」「顧客情報は当局側にすべて渡っているわけではなく、店側も拒否しているものの、店側が直接関係している日に利用した客に対し電話を行っている」という趣旨の説明しています。
またこの店の利用者では4月2日時点で9人が新型コロナウイルスに感染してることが分かっているものの、店側が行った電話連絡で結果的にPCR検査が実施され感染が分かった例があるとしています。

PCR検査を受け陽性となれば指定された病院に入院する必要があるため家族や会社もしくは大学等に、店の利用が知られてしまうことが考えられます。場合によっては恥ずかしい店に出入りしていたことが報道・資料等から身内にバレることに繋がります。

このような店の利用については、自粛要請が出されているにも関わらず軽い気持ちで出入りしたことにより人生を狂わす事態になる可能性があるため自身の行動については十分に注意したいところです。