F-3 第6世代

日本が2030年代に導入を目指すF-3というステルス戦闘機に関して、年内にも日本が開発の主導することを前提にアメリカもしくはイギリスと共同開発に向けた決定が行われると報じています。

中国メディア環球網によると、共同通信を引用して2020年4月1日、国防省は航空自衛隊のF-2戦闘機の後続機種の開発を本格的に進めるため、防衛装備庁は装備開発担当官の開発を担当する役職と部署を新設したと発表したと報じています。
F-3の開発総額は数兆円を見込み、この企画には約30人が参加し機体の基本設計を話し合ったとのこと。 河野太郎防衛相は今後の計画については日本が開発を主導することを前提に米英との共同開発を年内に決める方針とのこと。

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F-3の開発については純国産、他国との協力、既存機のアップグレードなどいくつか案があったのですが、現在は他国と協力した上で新しい機体を開発するという計画で進んでいると言われています。F-3について日本政府によると2018年に策定した中期防衛力整備計画で「国際協力をビジョンを盛り込み、わが国が主導する開発を早急に開始する」という趣旨の表現を用いています。
開発にあたっては日本独自で開発した場合は高コストになるとされていることや戦後、日本が軍用機開発を主導したことがなく技術レベルで他国との協力が不可欠とのことです。

共同開発の候補国について河野氏は「英米と検討中」と明言しているとのことで、米ロッキード・マーティンはステルス戦闘機F-22とF-35のハイブリッド機を提案しており、他にもボーイングやイギリスの軍需大手BAEシステムズも参画に関心を示しています。イギリスについてはF-35やF-22といった第5世代戦闘機ではなく第6世代戦闘機のテンペストです。



その上で、防衛装備局の性能要件としてはアメリカとの相互運用性の確保を第一に挙げ、高いステルス性、あらゆる干渉下でも運用可能な電子戦能力、十分な量のミサイル携行能力、必要な改造をいつでも確実に行える自由度を求めています。


特に最後に記載されている自由に改造することができる自由度については日本側が強く求めているとされており、この点が失敗したというF-2の前例があることからもどのような機体として開発を目指していくのか、まずはイギリスとアメリカ、そしてロッキードマーティンとボーイングと共同開発していくのかが決定されることで機体デザインも見えてと考えられます。