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ワクチンも治療薬も存在しない新型コロナウイルス。伝搬を防ぐには人との接触を避ける以外方法がない現状です。特に海外では不要な外出を行った場合罰金が科せられることが一般的なのですが、アジア各国では規制による封鎖が原因で生活ができないなどとデモが頻発していると報じられています。

韓国メディアKBSによると、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた内容として最近インドやレバノン、イラクでは移動・営業規制、また集会の禁止など当局が施行している防疫措置により生活苦を強いられている住民らが大小のデモが起きていると報じています。

具体的には先週ムンバイでは、仕事量が減り身動きできなくなった移住労働者、約数万人が社会的距離を置く命令を破り当局に抗議するため集合。レバノンでは外出禁止令が下されたレバノンの首都ベイルートやリビアの首都トリポリでも住民デモが発生しているとのこと。またイラク南東部ナシリヤとバグダッド近くのサドルでも当局の集会禁止命令を破り小規模デモが発生しています。
レバノンのタクシー運転手は営業制限違反で取締りが行われた後に、タクシーに火を付ける映像がSNSで広まった他、シリア難民が家族の生計をまかなえないとして自ら命を断つ姿もインターネットに上がっているとのこと。世界労働機関(ILO)によると、現在日雇いで命を繋ぐ労働者は全世界で20億人を超えているとのこと。

ニューヨーク・タイムズ紙は新型コロナウイルスにより怒りと絶望が更に爆発すれば、アラブの春(独裁国家で発生した世界的な民主化運動)の蜂起よりもはるかに険しく、暴力的な事態が生じる可能性があるという懸念も提起しています。
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