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2018年5月から同年8月まで溶岩の流出が続いてたハワイ島のキラウエア火山に関して、米研究チームによると、噴火前の数ヶ月前に降った記録的な豪雨が引き金になった可能性があるという研究結果を発表しました。実は過去の噴火でも同様の傾向が確認されているとのことです。

アメリカ、マイアミ大学の海洋大気科学の研究者であるジェイミー・パルクハスン氏率いる研究チームはキラウエア火山の爆発前に記録的な大雨が結果として火山活動に影響を与えたとする論文を科学誌ネイチャーを通じて発表しました。

킬라우에아 화산 2018년 폭발 수개월 지속한 호우가 촉발 - 매일경제

記事によると、論文によると研究チームは雨水が火山土に浸透し、地下水の圧力(pore pressure)をこの50年で最も高い値まで増大させていたことが分かったとしています。結果、高圧により新たな割れ目が生じマグマが移動したことで結果的に噴火という現象に繋がったとしています。

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これまで降雨により地震が誘発され火山活動に変化を生じさせることは知られていたものの、降雨による作用は深くない地表近くの地下に限られており、地下深くのマグマの動きにも影響を与えていたことは確認されていなかったといいます。

また研究チームは過去の火山活動と降雨の関係を調査したところ、1790年以降発生した火山活動の60%で1年でも最も降雨が多い雨季に発生していることが分かったとのこと。火山活動の継続時間も乾季より雨季のほうが長いこともわかったとしています。

研究チームは、降雨と火山の爆発の関連性についての理解を広げる将来の降雨誘発火山活動を予測することに役立つ可能性があるとしています。


日本では数年前に火山噴火により戦後最大の死者を出した事があります。降雨の状況と火山の関連性はあるのかは不明ですが、近年毎年のように各地で大雨が発生しておりそれに伴い活火山では火山活動が増えていく可能性が考えられます。
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