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新型コロナウイルスにいったいどれだけの人が感染しているのか。少なくとも日本のPCR検査体制と検査数では当てにならないのですが、神戸の市立病院が行った大規模な抗体検査の結果、3.3%が既に抗体を持っていたことが分かったと報じられています。

NHKなど複数メディアによると、兵庫県神戸市中央区にある市立医療センター中央市民病院は2020年3月末から4月7日に新型コロナウイルス以外で来院した無作為の患者1000人を対象に新型コロナウイルスの抗体検査を実施した結果、33人(3.3%)から抗体が検出されたと報じています。

外来患者の約3%に新型コロナの抗体 神戸の病院で調査 | NHKニュース

抗体検査とは新型コロナウイルスに感染した場合、人体がそのウイルスを戦う過程で抗体が作られるといいます。この抗体は人体の中で短期間で消えるものと長期間残り続ける2つのタイプがあるとされています。従って、抗体検査を実施すれば自身が過去に新型コロナウイルスに感染したことがあるのかを科学的に調査することができます。

では神戸市では既にどのくらいの感染者がいるのでしょうか。2020年4月1日現在、人口は151万8870人(以下、約151万9000人で計算)です。1,000人あたり33人が抗体を持っていたとすると、33×1519で実際の感染者は50,127人と推定されるということになります。

神戸市では保健所が行っているPCR検査による感染者数は4月7日時点の感染者はわずか46人。したがって推定される感染者との開きはなんと1089倍も開きがあるという文字通り桁違いの数値となります。

例えばニューヨーク州で行われた同様の抗体検査では3000人のうち13.9%が感染していたことが示されています。同州のPCR検査では当時27万人程度の感染者を数えており、人口から確定している感染者と抗体検査からの推定感染者との開きは10倍です。

つまり神戸市では1000倍、ニューヨーク州では10倍となり、その差は100倍もの開きがあるということになります。なぜこのような差が生まれたのか。その理由は日本が絞りに絞っているPCR検査体制以外考えられません。もちろん、この結果については神戸市だけが例外ではなく東京や大阪など日本中が同じ規模になっていると考えられます。
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