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新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が続くロシア。先日この国で医療従事者が相次いで病院から転落する事故が発生していたと報じられています。

韓国メディア中央日報によると、ニューヨーク・タイムズやCNNが報じた内容として、先月末ごろより医療関係者がロシアの保険当局に対して医療環境を批判していたところ、病院の高層階から相次いで転落するという事故が多発してると報じています。

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記事によるよ、事故が2020年4月24日から始まったとしており、ロシアのモスクワ近郊に位置するガガーリン宇宙飛行士訓練センターのある『スターシティ』で宇宙飛行士訓練学校の救急医療施設長である女性が病院の窓から離れたところで死亡しているのが見つかりました。この女性は訓練学校内で新型コロナウイルス感染者の治療にあたっており、実は先月20日に新型コロナウイルスに感染した症状が出たことで治療を受けていたものの、病室から転落して死亡したといいます。
当時の事件を報道したデイリーメールによると、生前この女性は同僚と病院の施設管理者に対して新型コロナウイルス感染してしまったことに対して非難を受けていたといいます。病院側は声明では「彼女は毎日命を救うために最善を尽くした専門家であった」と話していたとのことです。

次の事故はその2日後、4月26日に発生。クラスノヤルスクにある病院の院長代行の女性が病院は窓から転落し治療を受けたものの翌日に死亡しました。この女性は病院を新型コロナウイルス専門病院することについて地域の保健スタッフと電話会議中に転落したといいます。当時、医療機器と病院スタッフの準備が足りていないとし提案を拒否していたといいます。


そして今月2日、ポロネシにある病院の窓から救急の仕事をしていた医師が病院の窓から転落。一命はとりとめており、この人物は転落時点で新型コロナウイルスの感染が分かっていたといいます。ちなみにこの人物は事故前に劣悪な医療環境を批判する内容を動画に投稿しており、自身の感染が明らかになったにも関わらず仕事をするよう強要されていたとのこと。
病院側は「感染確定後は仕事から外し入院させた」と反論しており、本人も「感情的になりすぎた」などとこれまでの主張を撤回していたといいます。



米メディアは「国の医療体制を批判した結果転落事故が発生した」とし、ロシアの反体制派は「転落事故の原因は政府が関係していると主張している」と報じています。
ただ記事を見てもわかるように、新型コロナウイルスに感染している人も含まれており悲観した人が自殺を試みた可能性も考えられます。また3人目となる4月2日に転落した人は事故後も生きているため、確実に殺害する意図があった上で突き落としたのであれば、そもそも生き残る可能性は徹底に排除したうえで実行されるはずであり疑問が残ります。