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誰が何匹ペットを飼っているのか把握する以外にも様々な用途で使われると考えられるペット登録制。これに関して韓国では申請しない場合の罰則を設けたところ前年の5倍もの登録数があったと報じられています。

ソウル新聞によると、韓国内で2019年に地方自治体に登録されたペット数は79万件となり、前年の登録件数14万件あまりの実に5倍に増加したと報じられています。同統計によると、捨てられるなどしたペットも右肩上がりとなっており2015年に比べ5万件も多い約13万5000件となっています。

[서울신문] 반려견 5배 늘었지만 13만 마리 버림받았다

記事によると、韓国政府は2019年7〜8月に初めて動物登録自主申告期間を導入し、この期間内に飼っているペットを登録するよう促していました。一方で、期間内に登録を怠った場合は集中指導取り締まりを行い摘発、罰金になるとのこと。

韓国におけるペットの登録については2014年より全国で開始されていたものの、従来は任意だったらしく記事を読む限りでは罰則なども設けられていなかったと考えられます。

農林畜産検疫本部が発表した「2019年ペットの保護・福祉実態調査」によると、全国の動物保護センター284箇所で保護された犬やネコなどの保護されたペットは2019年の年間で13万5791匹で2018年よりも12.2%増加したとしています。内訳としては全体の75%が犬で10万2363匹、残りはネコでした。

一方で、その後のペットの行方については再び飼い主に引き取られた割合は12.1%にとどまっており、26.4%は新しい飼い主に引き取られました。ただ残りの24.8%が自然に死亡し21.8%は安楽死となったとのことです。

ペット税



韓国では日本では導入されていないペット税の導入が考えられており、2020年1月に「2020~2024年の動物福祉総合計画」として「2022年からペット保有税や負担金、また動物福祉基金を導入する案を検討する」と報じられたことがあります。

税金の使いみちは年々増え続けている保護したペットとその施設の運営費に当てると既に発表しており、今回のペット登録制度も将来の税に関わる対策の一つと考えられられます。この手の税についてはよく海外が例に上げられるのですが、ドイツでは州によって異なるものの犬1頭あたり年間120ユーロ(約14,600円)の負担額となっています。
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