image_197

新型コロナウイルスの流行で海外では霧状の噴霧器を使用した消毒液の噴霧が行われています。日本では特に新型コロナウイルスが発生した現場の屋内で行われることが多いのですが、WHOは路上への散布は効果がないどころか人体に悪影響がでると警告しています。

【5月17日 AFP】世界保健機関(WHO)は16日、複数の国で実施されている路上での消毒剤散布には新型コロナウイルスを除去する効果はなく、むしろ健康上のリスクが生じると警告した。

WHOは、コロナ対策の一環で実施されている清掃や消毒に関する文書で、「路上や市場などの屋外で消毒剤を散布したり薫蒸したりすることは…消毒剤がほこりやごみによって不活性化されることから、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)ウイルスなどの病原体を消毒する方法として推奨されていない」と指摘。

AFPBB News
新型コロナウイルスに関して主な感染ルートは接触した手で鼻などを触ることによる接触感染、そしてウイルスを含む飛沫を直接吸い込むことによる飛沫感染です。したがって接触感染であればドアノブなど不特定多数の人が接触するところの消毒が推奨されています。

一方で、WHOは道路や歩道はそもそも新型コロナウイルスの感染源としておらず、屋外などで行われている消毒剤の散布については効果がないどころか「人間の健康に危険」を及ぼす恐れがある指摘しています。散布したものが塩素などの有毒な化学物質をであれば、例えば人がいる空間に散布することで目や肌の炎症や気管支けいれん、胃腸への影響が起きるという人間という生き物も消毒される側に回ってしまう恐れもあると説明しています。



なぜこのようなことが未だに海外では行われているのか。それを行っている韓国でも過去にニュース記事になっていたことがあり、同様に専門家からは「防疫には役立たない」という指摘がされています。そのうえで、当時選挙を控えており「選挙に向けて立候補者らが消毒活動を行っている」という指摘がありパフォーマンスの意味合いが強いと言われていました。


つまり防護服を着用し消毒剤を散布する映像が流れることで政府や自治体が防疫をしているということもアピールしたいがために行っている可能性があるということです。

ただ欧米と日本は靴や生活の習慣が異なっており判断は難しいのも事実です。新型コロナウイルスは太陽光(紫外線)に弱く、体内の外では長生きできないことから屋外における消毒効果の有無は最終的には研究を進めるしかないと考えられます。
このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで『ZAPZAP!』をフォローしよう!