新型コロナウイルス_1

未だに謎が多い新型コロナウイルス。重篤化する人がいる一方で、おなじように感染しても熱や咳など明らかな症状を示さない無症状感染がいることが知られています。この無症状感染者についてこれまでの研究では4割り程度に達する可能性があると研究結果があるそうです。

韓国メディア『マネートゥデー』が報じた新型コロナウイルスで現在まで分かっていることに関して、香港大学および世界保健機関(WHO)感染症疫学チームによる研究として、人間から人間に感染したいわゆる2次感染者のうち44%が症状が全く現れない無症状感染者になっていると国際学術誌に論文が掲載しているそうです。

[Science] 40%가 무증상 확진…더 공포스런 `스텔스 감염` 왜 - 매일경제

これは新型コロナウイルス感染者と過去に接触した77組を調査した結果明らかになったものだとしており、人の感染は発熱など症状が現れる3日前から既に他人に伝播することが分かり、発症する0.7日前の時間帯が伝播力が強くなったとしています。

ただ、アイルランドの研究では無症状感染者の割合は80%近くに達するというものがあるとし、これは中国、香港、シンガポール、イタリアなど世界で発表された研究論文17件を総合的に分析した結果だとしています。
また伝播力についても発症する3日前や前日でもあることが確認されており、特に発症の0.67日前に最大に達するとしています。


また新型コロナウイルスのウイルス量について実際にどの程度いるのかについては香港大学の研究チームが発表した論文によると、上気道の粘膜で確認された新型コロナウイルス量はSARS(重症急性呼吸器症候群)より80〜100倍高かったことが分かり、伝播力が非常に強いことが分かったとしています。記事では「これにより新型コロナウイルスが他のウイルスより無症状感染者が高い理由だ」とまとめられています。


現時点で明らかになっていることとしてSARSやMARSは新型コロナウイルスと同じコロナウイルスですが、新型コロナウイルスの致死性は高くない(MARSの致死率は30~40%とされる)と言われています。一方で、現在の世界情勢からも分かるようにSARSやMARSよりも人から人に移す伝播力は明らかに強いことが分かっています。その違いについては多くの人が軽症で全く症状が出ない人もいること、そして感染者の体内に存在するウイルス量の差に理由があるのかもしれません。
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