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輸送機を改造し側面に105mm榴弾砲などを搭載するという、世界的にまれな対地専用の攻撃機AC-130。この機体に関して近い将来、高出力のレーザー兵器が搭載されると報じられています。

18日付けのTask & Purposeによると、アメリカ空軍特殊作戦コマンドは2022年会計年度にAC-130 ガンシップから高出力レーザー兵器を発射する予定であると当局が発表したと報じています。

Air Force to finally mount laser weapon on AC-130 gunship - Task & Purpose

記事によると、この話は先週の仮想特殊作戦部隊業界会議で発表されたもので、空軍大佐によると一連の研究と地上テストを行った後にAC-130J ゴーストライダーにレーザー兵器を搭載する方針に向っているとのべたとしています。

アメリカ空軍特殊作戦コマンドによると、少なくとも過去5年に渡り空中レーザー兵器に向けた取り組みを行っており、空中デモンストレーションとして2020年中にAC-130Jにシステムを搭載する計画をたてているとのこと。



搭載されるレーザー兵器については少なくとも60kwになるとしており、同部隊によると「音がなく周辺への被害もなく、高精度でターゲットを無力化できる」としレーザー開発を進めていることを2018年に語っていたといいます。

レーザー兵器については現在新たな兵器として世界各国で研究開発が進められており、特に高出力レーザーについては巡航ミサイルや弾道ミサイルを破壊することができるとして注目されています。また戦闘機や無人航空機に搭載することで攻撃用、防衛用に使うという案も示されています。ただ、実用レベルの高出力レーザーはシステムが大型化するという問題があります。したがって大量の貨物を搭載可能な輸送機を改造したAC-130Jへの搭載は不可能ではないと考えられます。
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