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韓国の複数メディアによると黄海に面した韓国西部、泰安郡(テアンぐん)の浜で不審な小型ボートが発見され残された物品から中国人が密入国した可能性が高いと報じられてます。

今月23日午前11時頃、泰安海洋警察によると郡内の海岸に小型のボートが捨てられているのを村の住民が発見し警察に通報があったとSBSが報じています。記事によると住人の話として、このボートは20日から海岸に置かれており「おかしい」と感じて通報したと話しています。

태안 해변 버려진 소형 보트 발견…"중국인 밀입국 추정" | SBS 뉴스

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当局によると、ボートの中から中国産と考えられる物品と衣服、飲み物やパンなどが見つかったとしておりこのような物的証拠から当局は中国人が国内に密入国したと推定しています。周辺の監視カメラ映像ではボートから6人が降り海岸の道路を横切る様子が確認されていたとしています。

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このボートについては韓国内では販売されおらず登録もされていないことから少なくとも外国製であることは間違いないとのことです。サイズは全長4mで、発見された位置は中国からは直線距離で最も近い地域の一つとのこと。

不法入国したと考えられる6人については行方は分かっておらず、現在捜査が進められています。一方、軍によるとこの地点は軍のパトロールエリアではないと話しており、ボートには無線機や航行機器は搭載されておらず、エンジンも軍用のものではなく通常のレジャー用の物が搭載されていたといい、このような状況からも北朝鮮から脱北者ではないと見ています。


気になるのは、海を挟んだ中国側の陸地との距離が最短でも320kmあることです。仮に燃費が2km/Lとしても160kgの燃料が必要になります。船体重量は500kg未満と考えられさらに6人が乗り込み燃費を考えると少なく見積もっても200kg以上の燃料は必要になってきそうなのですが、わずか4m程度の船体に6人と200kgの燃料を搭載することはできたのかは疑問です。

ちなみにヤマハ UF-20という6人乗りの船体を調べたところ内蔵の燃料タンクはわずか20リットルとなっています。FR-20という重量900kg、6人乗り全長6mの船体でも70リットル程度です。
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