image_16

国内外の複数メディアによると、今月中旬インドで出稼ぎに出ている父親を救うため15歳の少女が1000kmを超える距離を自転車で移動するという超人のようなことを行っていたと報じられています。いったい何があったのでしょうか。

今回1200kmを自転車で移動したというのはJyoti Kumari(ジョディ・クマリ)という少女で、首都ニューデリー近郊のグルグラム(Gurugram)という都市からビハール(Bihar)州にある故郷の村まで自転車を使ったというものです。

인도 소녀, 다친 부친 싣고 자전거로 1천200㎞ 필사의 귀향 | SBS 뉴스

記事によると、クマリさんの父親がグルグラムでタクシーの出稼ぎ運転手として働いていたものの新型コロナウイルスの影響で都市封鎖となり失職していたといいます。この対策により100万人を超える規模で失職者がでることになったとされているのですが、多くの失職者は都市封鎖により公共交通機関も全て停止されたことで結果的に徒歩か自転車を使い都市を去るしかなかったとのこと。



クマリさんと父親はグルグラムで暮らしていたものの、失職により暮らすことができなくなり2人が目指したのは母親が暮らしているビハール州です。しかし距離が遠く交通事故で足が不自由な父親と徒歩で帰るのは諦めました。
そこで残り少ないお金(2千ルピー)で中古の自転車を購入し故郷を目指すことになったとのこと。ただ、これに関してはインド政府は帰郷を希望する労働者に特別列車を設けているものの、切符の入手が難しく父親が足が不自由なことを理由に自転車を選んだとしています。

結果的に2人は故郷に帰ることができたといい、1200kmを7日間で移動することができました。記事によると当初食料も買う事ができず水のボトルだけで手にして故郷に向ったとしています。
ただ、7日間のうち1回だけトラックに載せてもらったといい、それ以外は全て自転車でした。また食べ物についても見知らぬ人に頂いていたと記載されています。今回の出来事について父親は「私の娘は絶対にあきらめなかった。勇気がある娘が誇らしい」と自慢げだといいます。


一方でクマリさんについてはこのような扱いを受けたこともあり、インド自転車連盟の目に止まったことで訓練生として入団テストをしてはどうかと提案。一連の費用は全て協会がもつとも話してるとのこと。

話がおかしな方向になっているのですが、クマリさんは「学業を先に終えたいし、体力も落ちている」と協会の申し出は拒否してるもののまだ悩んでいるとのこと。また、地方政府はクマリさんに対して新しい自転車や制服、靴などをプレゼントしたとのこと。
このエントリーをはてなブックマークに追加