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韓国北西部、泰安郡(テアンぐん)という地域で相次いで不審なゴムボート、密入国に使用された小型ボートが発見されていた件について、韓国軍が運用している監視装置に捉えられていたものの釣り船として誤った判断を繰り返していたことが明らかになったと報じられています。

韓国メディア連合ニュースによると、先月5月21日に中国から韓国に密入国した中国人らが乗った小型モーターボートについて軍当局が海岸警戒のために運用中していた色々な監視装備で10回余り捉えられていたものの、釣り船などと誤認し特別な措置をしていなかったことが確認されたと報じています。

'밀입국 보트' 13번 포착하고도 몰랐다…해상경계 '구멍' | SBS 뉴스

▼密入国ルート(想像図)
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この事態について記事では昨年6月に韓国東岸の海上の軍事境界線を超え、韓国に上陸した北朝鮮の小型船と同様の失態を続けたとし、指揮責任がある師団長を含め軍関係者を懲戒する一方で海上監視体制を補充することが決まったとのこと。

合同参謀本部調査結果によれば5月21日に上陸した中国人密入国者8人は1.5t級レジャーボートに乗り先月20日中国山東省威海から出発し、翌日午前11時23分に泰安郡の防波堤に到着しました。記事によると、この間、レジャーボートが泰安郡に至るまで海岸レーダーに6回、監視カメラに4回、赤外線監視装備(TOD)に3回、合計全13回捉えられたことが確認されていました。

合同参謀関係者は「録画された海岸レーダー映像を再確認した結果、該当ボートで推定できる識別可能状態映像が捉えられたものの、レーダーの担当者が認識していなかった」と明らかにしました。
合わせてカメラ及び赤外線監視装置の担当者も当時、通常の釣り船と一般レジャーボートだと誤認して追跡・監視は行っていなかったとのこと。

また調査の結果、事件発生しばらく後に一部映像は保存期間が過ぎたため自動削除されており、赤外線監視装置は該当ボートが認識できたと推定される19日午前5時30分前後から接岸するまでの約5時間、録画関連部品故障で最初から録画されていなかったとのこと。

合同参謀によると海上レーダーには3回捉えられたが、やはりレーダー担当者がこれを逃していたと伝えています。

合同参謀関係者は今後、当該岸地域に対して監視装備を追加で運用する計画で、特に未識別船舶に対してドローンなどを利用して監視を強化することを発表しているとしています。 
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