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新型コロナウイルスに関して特に敏感になっているのは出産を控えた妊婦です。これに関して当たらな研究結果として、新型コロナウイルスに感染した妊婦の胎盤について血栓や傷(炎症?)など何らかの異常が全ての事例で確認されたと報じられています。

先月ロイター通信が報じた内容とした米国イリノイ州ノースウェスタンの病院で2020年3月18日~5月5日に新型コロナウイルスに感染した状態で出産した16人の妊婦を調べたところ、16人全ての女性の胎盤から傷跡が確認されたとしています。

[서울신문] 코로나19, 임신부 태반에도 영향…“산모 80% 태반에 상처”

記事によると、研究では出産した感染した母親は15人が健康な子供を生み1人が流産でした。新生児の15人はいずれも新型コロナウイルスに感染していなかったことを確認しています。

具体的な母体の異常については80%の胎盤で、胎児に行く血流を阻害する傷が発見されたといい、40%で胎盤には血栓が確認されていたといいます。この胎盤に流れる血流に問題が生じると、最悪の場合胎児が正常に育たなかったり死亡に至ることもあると伝えています。


論文を執筆した研究者によると「新型コロナウイルスと血栓との関連性を裏付ける研究結果だ」とし「新型コロナウイルス感染した母親から生まれた子供たちがどのように成長するのか追跡する必要がある」と述べています。今回の論文は米国臨床病理学ジャーナルに掲載されています。



新型コロナウイルスに感染した母体から生まれてくる子供についてはこれまでも複数研究が発表されているものの、まだ調査の対象となる母数が少なく実態がよくわかっていないのが現状です。ただ、過去の研究、そして今回の研究からも新型コロナウイルスに感染した母親から子供に体内で感染するという、垂直感染のリスクは少ないと考えられます。
ただ、生後に感染するリスクは変わらず実際に感染事例も報告されているため、成長過程で新型コロナウイルスに感染することで後遺症を残す可能性もあるため難しい防疫が求められます。
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